アニメ

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 第3話 あらすじと感想「梓川咲太は眠らないから桜島麻衣の夢を見れない」

©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

3話『君だけがいない世界』あらすじ

藤沢を離れ、大垣まで行っても桜島麻衣のことを覚えている人は一人もいなかった。

咲太は麻衣と共に学校に戻るが、そこでも友人の双葉理央から学校内で自分以外に麻衣のことを覚えている人間はいないということを聞かされる。 麻衣を忘れていくのは、ある行為に起因するものだという仮説を聞いた咲太は、麻衣の記憶を失わないように奮闘する。

そして、そんな咲太の姿を見て、麻衣も一つの決断を下すのだが……

TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」公式サイト STORYより

 感想「梓川咲太は眠らないから桜島麻衣の夢を見れない」

一睡もできなかった梓川咲太

遠い街の知らない場所のベットの上で横になった梓川咲太でしたが一睡もできませんでした。

たしかに元芸能人であり美人の先輩が横に寝ていたからという事もあると思いますが、桜島麻衣の思春期症候群が悪化してしまった事について考えていたのではないのかなと予想しています。

学校に行けばもしかしたら桜島麻衣を覚えているかもしれないという微かに見えた希望ですが、もし本当にいたらそこからどう思春期症候群を治す為に動くのか、それとも学校にいってもみんなが忘れてしまっているのか、梓川咲太自身が桜島麻衣を何とかしてあげられるのかどうかなどと先の事を考えて不安で一杯だったんじゃないのかなと思います。

原作小説は未読ですので、この辺りがどう描写しているのか気になります。

[amazonjs asin=”4049120178″ locale=”JP” title=”青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない (電撃文庫)”]

 眠らないという決意

なんとか学校に登校した梓川咲太と桜島麻衣でしたが、生徒達は皆『桜島麻衣』を覚えていないのでした。

ただ1人昨日電話で相談をした双葉理央だけは覚えていました。

双葉理央は1つだけ心当たりがあると言い、「昨日の夜は寝たか?」と問いかえるのでした。

双葉理央の推測では桜島麻衣を忘れてしまうキーとなることは睡眠であるとのこと。

佐倉双葉の推測通りなら、昨日梓川咲太が眠れなかったのは幸運でしたね。

しかし最初は学校だけで生じていた桜島麻衣の思春期症候群も彼女が知らず知らずのうちに学校で振舞う態度を持ち出していたという事になります。

確かに以前本人が最初に気づいたのは1人で水族館に行った時だと語っていたのでその時も元芸能人である自分が目立たないようにと心がけていたのかもしれませんね。

その後眠らないと決意した梓川咲太はこれまでの事をノートに記しておくことにします。

この日に書いた日記が第1話の冒頭にでてきたあの文章だったのですね。

翌日、学校に登校した梓川咲太は双葉理央と出会いますが、双葉理央は『桜島麻衣』を忘れてしまっていたのでした。

彼女覚えてはいませんが、双葉理央の眠ってしまうと忘れてしまうという仮説は正しかったと証明されてしいます。

そして『桜島麻衣』を覚えている人物は梓川咲太ただ1人になってしまいます

梓川咲太は量子力学の参考書を手に解決する方法を探しますが、何も手がかりは見つかりません。

頑なに眠ろうとしない梓川咲太の様子を見ていた桜島麻衣は試験勉強を見てあげるという名目で飲み物に入眠剤を混ぜて「おやすみ咲太、さよなら」と別れを告げるのでした。

個人的に経験があることなのですが、一切睡眠をとらない状態が続くと3日目に体調に大きな不調が現れはじめます。

酷い頭痛やめまい、吐き気と言った症状から酷くなると幻聴や幻覚が見え始めます。

そんな不調にも負けない梓川咲太の意志はすごいものだなと思いました。

しかしテスト中という時間は睡魔がつきものですよね。

流石の咲太も作中でもうとうとしていましたし。

梓川麻衣が使った眠剤は見た目がレンドルミンにそっくりで、確かに早い効き目のある薬なので合理的な方法ですが、なかなか大胆な行動にでるなと思いました。

もし睡眠中に桜島麻衣の夢を見れたら覚えていられたという事ですよね。

それでも眠らないというこの状況って作品のタイトルがそっくりそのままなんだなと気づきました。

「梓川咲太は桜島麻衣の夢を見ない」という事なんですね。

桜島麻衣を救う方法は?

その後眠ってしまった為梓川咲太は『桜島麻衣』を忘れてしまいます。

冒頭のシーンにここで繋がるという事ですね。

自分に伝わるようにしっかりとノートに日記を記したはずなのに、梓川咲太はそのノートを見てもなんとも思わなかったのでした。

しかし学校に登校した梓川咲太は双葉理央から「あらゆる物質は誰かに観測される事でこの世に物質としての形が確定すると仮定する」と書かれた手紙を受け取ります

それは双葉理央が出した解決方法の1つが込められていた手紙だったのです。

しかし全てを忘れてしまった梓川咲太はその文章の意味が分からずにいました。

梓川咲太がテストの問題を解いていると、かつて誰かに教えてもらった問題が出題されます。

それをきっかけに梓川咲太は大切な人の記憶を思い出し、無我夢中で校庭へと走り、学校にいる人間全ての記憶に刻み付ける為、大声で桜島麻衣へ告白するのでした。

彼女の姿が見えるようになるまで何度も何度も繰り返し告白をした梓川咲太に、後ろから「そんなに大きな声で言われなくても聞こえてる」と彼女の声が掛けられます。

告白シーンを見て昔テレビで放送していた『学校へ行こう』という番組を思い出してしまいました。

桜島麻衣が梓川咲太に駆け寄りビンタするシーンは理不尽でしたね。

てっきりハグかと思いきや、いきなりのビンタに見ていたこっちも「えぇ」と思ってしまいましたが、これまで描かれてきた桜島麻衣というキャラクターらしさがでていました。

この告白で梓川咲太が青春ブタ野郎になってしまうのですね。

梓川咲太が双葉理央に「なぁ結局双葉の仮説が正しかったってことでいいのか?」と一連の不思議な出来事を強引に物理法則でまとめるシーンが個人的には好きです。

不思議なお話をそのままで終わらせず、一応理屈にしてみるというところが他の作品にない魅力1つなのかなと思いました。

こちらの記事もおすすめ!