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コップクラフト (アニメ全話) 全話 まとめ


©賀東招二・小学館/STPD

『コップクラフト』について

『コップクラフト』は2019年7月より放送されたアニメ作品及び原作小説と関連作品である。原作小説の著者は『フルメタルパニック』シリーズや『甘城ブリリアントパーク』シリーズで知られる賀東招二。2009年11月からガガガ文庫小学館より書籍化されている。書籍の作者あとがきにて海外連続ドラマシリーズを賀東招二が翻訳書籍化しているという架空の設定があり、架空のキャストやインタビューの様子などが描かれている。イラストは『ラストエグイル』『青の6号』のキャラクターデザインを務めた村田蓮爾が担当している。

アニメ制作は監督に『てーきゅー』シリーズや『ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士』の板垣伸。シリーズ構成には著者の賀東招二。キャラクターデザインは『てーきゅー』シリーズで作画監督を務めた木村博美。アニメーション制作は『てーきゅー』シリーズを手がけたミルパンセが担当。

INTORODUCTION

一五年前、太平洋上に未知の超空間ゲートが出現した。
その向こうに存在したのは、妖精や魔物のすむ奇妙な異世界「レト・セマーニ」だった。
「サンテレサ市」。二〇〇万を越える両世界の移民が住む都市。
雑多な民族と多彩な文化。そして持てる者と、持たざる者。
ここは世界で最も新しい『夢の街』。
だがその混沌の影には、数々の犯罪がうごめいていた。
麻薬、売春、武器密売。
それら凶悪犯罪に立ち向かう刑事たちが、サンテレサ市警察に存在していた……

刑事ケイ・マトバと異世界人の騎士ティラナ
性別も性格もそして「生まれた世界」も違う二人が出会うとき、事件は起きる。

二つの世界 二つの正義 その先に―――

バディポリスアクション開幕!

出典:TVアニメ『コップクラフト』公式サイトより

コップクラフト』のあらすじ・ストーリー

#1 COP SHOW, WITCH CRAFT

©賀東招二・小学館/STPD

 

サンテレサ市警の刑事であるマトバはその日、囮捜査の結果妖精売買の売人を現行犯での逮捕に成功した。しかし身柄を拘束し罪状を述べている最中で売人の一人が豹変し、手錠を引きちぎり相棒のリックを殺害し妖精を持って走って逃亡するという❝前例のない❞事件に発展してしまう。直ぐに相棒の仇を取るため事件の捜査を開始したいマトバだったが、上司のジャック・ロスからセマーニ世界からやってくるVIPの護送の任務を命じられてしまう。これがマトバとティラナの出会いとなった。市警本部までティラナを送り届けたマトバだったが、ジャック・ロスから今度は彼女としばらくバディを組むことになってしまうのだった。妖精は拘留された売人がメキシコ人の車から盗んだと吐いたため、仕方なくマトバはティラナを捜査に同行させ、情報屋のオニールの元を訪れる。オニールからのメキシコ人はアントニオ・アルバレスという名前だということが分かり住所を特定しアパートへとマトバたちは向かう。アルバレスの部屋に乗り込むと既にアルバレスは謎の男によって殺害されており、謎の男と鉢合わせになったマトバとティラナは銃撃戦に発展するのだった。

#2 DRAGNET MIRAGE

©賀東招二・小学館/STPD

 

運び屋をおってアパートに突入したマトバとティラナ。しかし運び屋のアルバレスは既に殺害されており、謎の男と鉢合わせ銃撃戦へと発展してしまう。急遽バディを組んだマトバとティラナは息が合わず互いの足を引っ張りあってしまう。その隙にアパートの外へと男は逃亡するが、ティラナが剣技で一刀両断してしまうのだった。男を拘束し情報を聞き出そう考えていたマトバだったが、ティラナとの正義の執行方法で仲違いをしてしまう。険悪な雰囲気の2人だが、妖精誘拐事件の犯人を捕まえるという目的は一緒なのだった。検死局でセシルから検死の結果をマトバは聞いている最中にティラナは死体からラーテナを感じ取り男が妖精の粉(フェアリーダスト)を常用していたことに気が付く。セシルからの検死の結果も同じもので捜査に進展はしなかった。一方で闇取引の商談が行われていた。、地球世界に順応したセマーニ人のデニス・エルバジは自身の開発した精神弾頭という爆弾をテロリストのカリームに巡回していた警察官を相手にデモンストレーションを行う。精神弾頭に当てられたものはフェアリーダストの中毒状態となり、それをエルバジに使える術師のゼラータが思いのままに操ってみせるというものだった。リックの葬儀が終わり、マトバたちが捜査に乗り出そうとしていた時に同僚であるジェミーから連絡が入り昨夜から行方不明だったパトカーと警官が見つかったことを知る。現場に向かったマトバとティラナはラーテナから警官がフェアリーダストの常用者だということが発覚する。警官の薬中は身内にすぐバレることから矛盾を感じマトバと現場の警官から指摘を受けたティラナは金細工を使えば可能かもしれないという事に気づいてしまう。しかしセマーニ世界でもその儀式に使われる金細工は限られるくらいの職人でなければ作れないと自分の考えを否定しようとしたティラナだったが、マトバが地球での技術のデジタル制御の機械ならば可能なのではと指摘し、捜査は進展する。工作機械を持っていたダミー企業は直ぐにわかりエルバジが捜査線上に上がる。捕まえようとティラナはマトバに訴えるが、証拠や罪状がなくマトバは正規の手続きを使って追いつめていこうとするのだった。その方針にティラナは業を煮やし自身の命よりも大事だと言っていた長剣(クレーゲ)をマトバの元に置いたままどこかへと姿を消してしまうのだった。

『賢者の孫』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

ケイ・マトバ


©賀東招二・小学館/STPD

CV:津田健次郎

サンテレサ市警の巡査部長であり、特別風紀班(バイス)の刑事。元は日本の陸軍に所属しており、セマーニ世界が出現した際に調査の名目でセマーニ世界との戦争に参加していた。セマーニ世界で従軍した兵士に自治区での法務執行機関へ再就職を斡旋する『アンブローズ・プログラム』に応募しサンテレサ市で警官となり、現在の地位にある。マッチョで皮肉屋な性格で、第1印象は悪くなりがちだが、猫アレルギーなのに怪我をした猫を自宅で保護し飼っているというお人好しな面もあり、たまに優しい言葉を掛けることから女性からモテる。TVゲームなどの娯楽に疎く野球の観戦などを好む。軍にいたため豊富な武器の知識を持ち、刑事となった今も銃を構える際には訓練がしみついている。ファルバーニ語が少し話せるため、ティラナ・エグゼティリカとコンビをミラージュゲートまで迎えに行き、その後コンビを組むことになる。検死局のセシル・エップスとは昔恋仲だったが、別れた後も普通に接している。潜入調査をする際に『ケイ・マトベ』という偽名を使い、欧州品のベルサーチのスーツにフェラガモの靴などを着込み麻薬の仲買人という顔を持つ。刑事の勘が働くことがあるが本人はその勘に従って行動することを良しとせず、常に客観的な行動をとろうとするが、咄嗟の判断で状況に適した行動をとってしまうことが多い。愛銃はSIGザウエル、P226。愛車はBMWが生産する新ミニの初期モデル、〇二年式のクーパーS。愛煙家。

ティラナ・エグゼティリカ


©賀東招二・小学館/STPD

CV:吉岡茉祐

異世界『レト・セマーニ』に存在するファルバーニ王国から拉致された妖精を救うために派遣されたミルヴォア騎士団の準騎士。本名はティラナ・バルジュ・ミルヴォイ・ラータ=イムセダーリャ・イェ・テベレーナ・デヴォル=ネラーノ・セーヤ・ネル・エクゼティリカで、地球世界の言葉に訳すと『エクゼティリカ家の娘セーヤの第1の子女、デヴォル大公の血筋に列せられる者にして、栄えあるミルヴォアの準騎士、ティラナ』となる。非常に長いため普段はティラナ・エグゼティリカと名乗っている。長剣(クレーゲ)を用いた剣術に長けており、簡単な「術(ミルディ)」と呼ばれる魔法も扱える。10代の少女の外見をしているが、セマーニ年齢では27歳で地球の年齢に換算するとおおよそ20歳前後。術(ミルディ)を扱えるため術の残り香である『ラーテナ』を嗅ぎ取る能力あり、捜査では貢献するもののマトバからは皮肉を込めて警察犬と呼ばれることもある。アニメ第1話から第2話まではマトバのことをファルバーニ語で『恐るべき子猫』という意味の『ケー・イマトゥバ』と呼んでいた。セマーニ世界に車がないため車に乗る事が苦手。

検死局

セシル・エップス

©賀東招二・小学館/STPD

CV:折笠富美子

サンテレサ市警の検死官。 マトバの元カノ。

特別風紀班の同僚

ジャック・ロス

CV:浜田賢二

サンテレサ市警、特別風紀班の主任。厳格な人物。

トニー・マクビー

CV:高橋良輔

特別風紀班の刑事。細身の若い白人男で、ハンサムでいつもファッショナブル。ただしゲイ。性格は温和で特別風紀班ではお菓子の差し入れや同僚にお茶を淹れたり、悩みを聞いたりとおふくろ的な存在。

アレクサンドル・ゴドノフ

CV:鶴岡聡

特別風紀班の刑事。トニーの相棒。妻子持ち。パステルピンクのジャケットはトニーのコーディネート。

ジェミー・オースティン

©賀東招二・小学館/STPD

CV:中原麻衣

特別風紀班の刑事。容姿はブロンド髪のアングロサクソン系。

モデルのようなスタイルの持ち主で、その容姿を生かし繁華街に潜入しポン引きなどの取り締まりを行っています。

派手な容姿をしているが、真面目なタイプの警官であり、非番のときは服装も地味。ジェミーいわく高校のときは肥満体系だったとか。

警察学校の訓練に取り組むうちに体系が今の者に変化したとのこと。マトバに恋心を抱いており、ティラナとの関係が気になる様子。

キャメロン・エステファン

CV:井上麻里奈

特別風紀班の刑事。愛称は「キャミー」。

容姿は黒髪のラテン系。

ジェミーの相棒であり、ジェミー同様にモデルのようなスタイルを持っています。

学生時代は黒縁メガネの地味な容姿をしており、元文芸クラブに所属していたとか。

情報屋

ビズ・オニール

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CV:高木歩

自称牧師の情報屋。クラブの経営者。外道ではあるが、ドラック売買や殺人を嫌いマトバに情報屋として利用されている。

ケニー

©賀東招二・小学館/STPD

CV:ボルケーノ太田

オニールの秘書兼用心棒。オニールに比べ割とまともな性格。ティラナにはいい奴などと評価されてしまうほど。

容疑者

デニス・エルバジ

©賀東招二・小学館/STPD

CV:松風雅也

セマーニ世界の没落貴族の出身。クラブのオーナー。地球世界の文明に完璧に順応しており、セマーニ世界での掟を捨て去り禁忌とされる妖精売買に手を出す。更に独自の研究で妖精を原料にした精神弾頭という爆弾を作り出し、テロリストと取引をしている。『ニバの書』の一部を知っているらしい。

ゼラータ

©賀東招二・小学館/STPD

CV:大塚芳忠

死人操りの術(ミルディ)を使うセマーニ人の魔術師。代々エルバジの家に仕えていたため、主としてエルバジに仕えている。しかし真の目的はセマーニ世界と地球世界の分裂であり、エルバジの持つ『ニバの書』の情報を得るため付き従っていた。

『コップクラフト』の用語・豆知識

地球世界

サンテレサ市

地球上のカリアエナ島にある都市。地球世界とセマーニ世界が繋がった際にセマーニ世界の島の一部が地球の海上に現れてできた島がカリアエナ島であり、両世界を結ぶミラージュゲートに隣接しているため、地球人とセマーニ人が共存するサンテレサ市という都市が作られた。地球側としてはセマーニ世界と交流を計るために作った都市だが、全く価値観の違う世界の文明が混ざりあったため、麻薬や武器などの密輸が絶えず、都市としても犯罪が絶えず治安が悪い。

ミラージュ・ゲート

15年前太平洋上に突如出現した超空間ゲート。出現以来、地球世界とセマーニ世界が繋がり、200万を越える移民が発生した。出現当初は地球側から調査隊が派遣され、世界中の軍関係者がセマーニ世界に派遣され、その進攻に対抗したセマーニ世界との戦争が起きた。ミラージュ・ゲートそのものは視認することができず地球人は位置の特定を磁気と赤外線パターンから観測衛星に頼っているが、セマーニ人は風と潮の動きのみでゲートの位置を特定している。

セマーニ世界

©賀東招二・小学館/STPD

レト・セマーニ

セマーニ世界のことをセマーニ人が指すファルバーニ語。『人間の土地』という意味。ファルバーニ王国が大半の土地を領土に置き、公用語はファルバーニ語が使われている。文明レベルは地球とかけ離れており、科学的思考は一般的なものではなく、民主主義や人権といった概念もない。月の満ち欠けでその日の仕事を決め、婚姻相手を占い師のまじないにゆだね、戦場では声高く名乗りをあげる。セマーニ世界はそもそも惑星ですらなく、およそ3万8千kmの半円球の凸状に湾曲した世界の上に海や陸地がある。世界の端は分厚い雷雲で囲まれており、その先に何があるのかは地球の観測隊の調査によっても明らかになっていない。

セマーニ人

セマーニ世界からやってきた者のことを地球側が『地球人』と同じ感覚で『セマーニ人』と呼ぶ。若い世代は地球の文明を受け入れているが、年老いたものは理解すらもできずセマーニ世界に留まっていることが多い。P音の子音がなく、英語を話す際にはポリスがボリスとなってしまう。

術(ミルディ)

セマーニ世界で使われる魔法。

ラーテナ

魔術のエネルギー源。RPGゲームなどのマナのようなもの。

プラニィ

魔法的要素の残り香。フィーリングに近いものだとティラナが説明している。

コップクラフトの主題歌・挿入歌

OP(オープニング):オーイシマサヨシ『楽園都市』

ED(エンディング):ティラナ・エクセディリカ(CV:吉岡茉祐)『Connected』

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