映画

戦闘機を題材にした作品と言えば『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』

©2008 森 博嗣/『スカイ・クロラ』製作委員会

2019年冬アニメは『荒野のコトブキ飛行隊』や『ガーリー・エアフォース』と戦闘機を題材にした作品があり、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』と無性に見返したくなってしまいます。

今回は、圧倒的な青い空の上で、戦闘機に乗り鉄と血と…。そして見終わった後に不思議な感慨深さになる作品『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』をご紹介します。

あらすじ

「もう一度、生まれてきたいと思う?」

 

完全な平和が実現した世界で大人たちが作った、「ショーとしての戦争」。

そこで戦い、生きることを定められた子どもたちがいる。

思春期の姿のまま、永遠に生き続ける彼らを、

人々は“キルドレ”と呼んだ。

 

空と地表の境で繰り返される、

終わらない、愛と生と死の物語。

The Sky Crawlers official souvenir program bookより

『スカイ・クロラ』とは

『スカイ・クロラ』とは『すべてがFになる』などで知られる森博嗣の小説です。

小説シリーズとして

  • None But Air ナ・バ・テア
  • Down to Heaven ダウン・ツ・ヘヴン
  • Flutter into Life フラッタ・リンツ・ライフ
  • Cradle the Sky クレィドゥ・ザ・スカイ
  • The Sky Crawlers スカイ・クロラ
  • Sky Eclipse スカイ・イクリプス

があります。刊行順は『The Sky Crawlers スカイ・クロラ』が一番早いですが、時系列順に並べてあります。

映像作品の『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の出来がものすごく良いので、映画を観てからスカイ・クロラの世界をどっぷりと堪能したい方にオススメです。

映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の詳細

2008年に公開されたアニメーション映画。監督は『攻殻機動隊』で有名な押井守、脚本は『世界の中心で、愛を叫ぶ』で知られ初のアニメーション作品の脚本を担当することとなった伊藤ちひろ、アニメーション制作はProduction I.Gが担当しています。

完全に平和が訪れた世界で、ショーとしての戦争の為だけに生き、戦闘機に乗り戦い続ける子ども“キルドレ”のとある生涯を描いた内容となっています。

押井守監督作品にしては1作品で内容がおおよそ理解でき、作品としての評価はわかれますが、初見でもわかりやすいです。

また映画の中で描き切れない謎が多く残されており、そこがまたいいところでもあり原作小説でその部分を補うこともできます。

映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の主題歌

絢香『今夜も星に抱かれて…』

本編をより面白くするポイント

スカイクロラの意味

「The Sky Crawlers」とは「空を這う者たちという意味」。作中で無我夢中で戦場で生きる“キルドレ”たちを指します。「スカイ・クローラー」ではなく「スカイ・クロラ」と読むのは原作小説の各表題に合わせているため。

クサナギ・スイトの眼鏡はダテ眼鏡

©2008 森 博嗣/『スカイ・クロラ』製作委員会

 

自分の本心を隠すためクサナギスイトはダテ眼鏡をかけています。作中でスイトがいつ眼鏡をかけ、どこで外すかが彼女の感情の暗喩となっています。

ヘルメットに書かれた文字の共通点

©2008 森 博嗣/『スカイ・クロラ』製作委員会

 

ヘルメットにはそれぞれのコードネームが書かれています。ユーイチは「CAIRN」、トキノは「WIRE」、ユダガワはWESTY、シノダは「SCOTY」、ミツヤは「PUPPY」、鯉目兄弟は「JACK」と「RUSSEL」、アイハラは「WELSH」と共通点は全て犬種の名前にちなんでつけられています。何故かスイトだけは「WITCH」と犬の犬種ではありません。

聞こえる?聞こえない?猫の声

©2008 森 博嗣/『スカイ・クロラ』製作委員会

 

三日月基地でキシヌマが抱いている猫の声は聞こえる人と聞こえない人がいるそうです。「ゴロゴロ」という喉を鳴らす音だと思うのですが…。猫の鳴き声聞こえましたか?

「犬」「鳥」「魚」を探せ

押井守監督作品には必ず登場する三大モチーフの「犬」「鳥」「魚」。どこででてくるのかと探してみるのも楽しみ方の1つです。鳥だけは直接的ではなくモチーフですのでお気をつけて!

ティーチャーの由来はチーターから

©2008 森 博嗣/『スカイ・クロラ』製作委員会

 

原作小説によるとティーチャー(Theacher)という名前はチーター(Cheetah)のスペルを並べ替えたものだそうです。ただし「h」と「r」を間違えた不完全なアナグラムだとティーチャー自身が釈明している描写もあるとか。ちなみに原作でのティーチャーのシンボルは『山猫』とされている。

スカイ・クロラが視聴できるサービス

Hulu


Amazon レンタル

楽天TV

スカイ・クロラ The Sky Crawlers【動画配信】

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YouTube レンタル

まとめ

©2008 森 博嗣/『スカイ・クロラ』製作委員会

 

戦闘機の計器の描写が特に見どころと言える『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』。

作品タイトルが冒頭とエンディング後に表示され、繰り返される物語を暗示しています。

2019年2月時点ではオンデマンドサービスでHuluのみで公開されています。

是非、押井守監督が描く戦闘機乗りの物語を体験してみてください。

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