この記事ではアニメ『転生したらスライムだった件』の感想や考察を紹介しています。
紹介話数内のネタバレも含まれますので、未視聴の方は各種VODサイトにてご覧ください。
また原作小説も完結が間近となっていますので、是非これを機にチェックしてみてください。
第28話「謀略のファルムス王国」あらすじ

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
テンペストではリムルの帰還を目前に控え、宴の準備が進められていた。そこにやってきたのが魔王クレイマンの尖兵としてテンペストを調査するべく送り込まれた、魔人ミュウラン。ヨウムの一行に軍事顧問という形で同行し、テンペストに入り込むとその国力に驚きつつも、住人たちとの交流を深めていく。その頃、テンペストを目障りに思うファルムス王国のエドマリス王は、西方聖教会と結託し、テンペストへの侵攻を企てていた。
感想「リムルが気づかないうちに戦争の準備が…」
ガビルたちは研究職

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
アニメ1期で忘れてしまった方もいるかもしれませんが、ガビルたちリザードマンはベスターと共にポーション作成の研究を行っています。
ネタキャラだったガビルもテンペストに来てから、真面目に仕事を行っており、原料のヒポクテ草の栽培から輸出用のハイポーションと護身用のフルポーションの作成を担っており、重要なポジションについているんですよね。
ベスターの下で研究を行っているというよりも同僚のような間柄で、ガビルの発想や気づきなんかが思わぬ成果を出していたりします。
異世界で街づくりが面白い要素である転スラですが、ガビルの成長も見ていて面白いです。
妹のソウカたちはソウエイの元で諜報員として活動をしています。
ミュウランから見てもハイポーションを安定して生産しているだけでもかなり驚異的な国に映るようです。
自由なグルーシス

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
28話でグルーシスがヨウムからミュウランを紹介され、魔法によってボコられた結果、グルーシスがヨウム一行に加わることになりました。
また冗談で言ったヨウムの発言からグルーシスはヨウムの弟分に。
この判断が今後のグルーシスの行動を決定づけることになってしまいます。
またミュウランに好意を抱いていることもわかり、ヨウムとグルーシスは三角関係になってしまいました。
ヨウムとグルーシスは兄弟分であり、ミュウランに共に好意を抱くライバル。
しかしミューランは魔王クレイマンの傀儡のため、2人の好意をわかっていながら答えることはできないと面白い展開になってきましたよね。
やっと登場ミョルマイル君

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
28話でミョルマイル君が登場しました。
見た目が明らかにゲスな商人という感じでしたが、第1期の21話にも登場しているんですよね。
第1期の商談の続きを28話でしているという感じでしょうか。
さらりとリムルがブルムンド王国とテンペストの安全保障について語っていましたが、王とベルヤードに一杯食わされ、テンペストにやや不利な条件を飲んでしまったということです。
またミョルマイル君の「テンペストがどこかの国の侵攻を受けた場合…」という指摘も先の展開の伏線ですよね。
ミョルマイル君って見た目の割に義理堅く、私はかなり好きなキャラクターだったりします。
ただリムルを崇拝しすぎるがあまり肖像画を屋敷に飾ったり、たまに見惚れていたりする点はやや引きますが…
3人の召喚者

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
28話でファルムス王国がテンペストに侵攻しようと王たちが話し合っているシーンがありました。
聖教会から派遣されているレイヒムも「敵対国として討伐する予定」と王に告げ、ファルムスの背中を押すことになりました。
テンプルナイツが動くということもあり、ヒナタもテンペストと敵対することになってしまいます。
またファルムス王国は秘密裏に召喚者を有しています。
しかもショウゴ、キョウヤ、キララの3人ともリムルの大賢者と同じユニークスキルの所持者です。
召喚者なので呪術を仕込まれ縛られてはいますが、彼らはファルムス王国に良い印象を抱いておらず、好戦的なのも困りもの。
展開的にもうテンペストとファルムス王国は決戦間近ですね。
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