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盾の勇者の成り上がり 第1話 あらすじと感想「勇者から転落するダークヒーロー」

©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

1話「盾の勇者」あらすじ

図書館で『四聖武器書』という本を読んでいたところ、突如として異世界へ召喚された大学生・岩谷尚文。伝説の勇者の一人「盾の勇者」として世界を救うことになるが、ある朝、金と装備が盗まれてしまう。

TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』公式サイトより

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感想「勇者から転落するダークヒーロー」

1話の放送

物語は岩谷尚文が図書館で手にした1冊の本からはじまった
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初回1時間スペシャルとして放送が開始した盾の勇者の成り上がり。

1話の作品の雰囲気は良く、1話の中で主人公岩谷尚文が勇者として異世界『メルロマルク』に召喚され使命を言い渡されてから見知らぬ土地で騙され転落すると山あり谷ありといった展開で面白く視聴ができました。

異世界転生ものとしては珍しく現実世界の知識を有利に生かし異世界で大活躍するというよくある内容とは違う物語のようです。

作画も演出もいいですね。

ただし内容はむしゃくしゃするお話ですが…。

作中では盾職は「高レベルのいない負け組の職業だ」と『槍の勇者』北村元康から言われていましたが、タンクは必須なのでは?と疑問に思いました。

やはり同じ現実世界でも違う世界から召喚された人達なので敵の攻撃を一新に引き受けるタンクは時代遅れで回避が主体なのかもしれません。

簡単に思いつくのはモンスターハンターあたりでしょうか?(一応タンクをする場面もありますが…)

パロディ要素?

『剣の勇者』天木錬のCVは松岡 禎丞さんが担当しており、設定上でも天木錬は16歳。

青の印象が強いですが、髪も黒くプレイしていたゲームはVRMMOの『ブレイブスターオンライン』だと作中でも言っていました。

やっぱり『ソードアート・オンライン』のキリトを意識させられてしまいます。

また武器屋のエルハルトもCVを安元洋貴さんが担当しており、容姿もどことなく『ソードアート・オンライン』のエギルに似ていますね。

職業や声優さんも一緒となるとパロディネタなのかなと考えてしまう部分があり、こういった部分でも楽しめました。

異世界の状況

召喚後直ぐにメルロマルクの王、オルトクレイ=メルロマルク32世から異世界の状況を聞く事が出来ました。

  • 国の名前はメルロマルク
  • 世界を破滅へと導く終末の予言があり、その災いのことを『波』と呼ぶ
  • 龍刻の砂時計という道具によって『波』がくるタイミングがわかる
  • 『波』の第1波は国の騎士と冒険者たちで辛くも退けた
  • 2波までの時間は既に1ヶ月を切っている
  • 第1波を実際に体感し、『波』は四聖勇者でなければ対抗できないと悟ったため召喚の儀式を行った

この辺の説明も岩谷尚文が噛み砕いて説明をしてくれたため、導入としてはわかりやすかったです。

異世界召喚ものは最近ではありふれてますしね。

ただいきなりマルロマルク王が「では勇者たちよ、各々のステータスを確認するのだ」という言葉で一気にゲーム感が強くなってしまいました。

この言葉によって異世界から帰る方法を探るという緊迫感が失われ、更に「所持された伝説の武器を育てて強化していただきます」というセリフによって本当にゲームのようになってしまいます。

また帰還方法もこの時点ではうやむやにされてしまった感があります。

ステータス

システムウィンドウは透けているのでかなり見づらいですが、結構凝っていて丁寧に名前にローマ字でフリガナも振ってくれています。

システムウインドウに表示されていたMaxSPが何を表すのか少し疑問です。

最初は行動力?SPなので必殺技?と少々考えてしまいましたが、後にスキルを獲得する描写がありましたので、スキルポイントの合計かなと思います。

他の勇者達

岩谷尚文と共に召喚された3人の勇者
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『剣の勇者』天木錬、『槍の勇者』北村元康、『弓の勇者』川澄樹と『盾の勇者』である岩谷尚文の他に3人が同時に召喚されています。

異世界召喚に戸惑うことなく、他の3人は帰還方法や報酬等、自分達がこれからしなければならない事とその対価を確認しており慣れている感じがしました。

まさにゲーム感覚なのかもしれません。

そんな彼らと共に冒険の旅に出るのかと思いきや、HELPによって「伝説の武器を所持した者同士で共闘する場合、反作用が発生します。別行動を推奨します。」というメッセージが現れ、大臣からも「勇者様方は別々に仲間を募り冒険にでることになります」と言われてしまいました。

盾の勇者の仲間

冒頭で岩谷尚文はPCで起動していたゲーム画面からログアウトする描写がされていましたが、彼がやっていたゲームは召喚された異世界とは違うものだったようです。

他の3人は召喚された異世界と似たゲームを知っており、そのゲームをプレイしていたようです。

勇者達と情報共有し城の一室で一夜を明かした4人は再び、王城の玉座の間にて今度は旅の仲間を募ることになりました。

更には昨日の雑談が外へ噂として流れており盾の勇者の信用度はなく、誰1人として志願する者はいませんでした。

しかし北村元康の列に志願していたマインが岩谷尚文の元に移動することとなり、王からは支度金を余分にもらいそれぞれが旅にでるのでした。

マインの立候補の仕方から既に怪しさが満載でしたね。

図書館で『四聖武器書』を岩谷尚文が読んでいたときにも『お姫様』の記述があったのに、異世界召喚+かわいい女の子と2人で旅をするという事に岩谷尚文は浮足立っていたのかもしれないですね。

マインとの冒険

他の勇者達と別れ岩谷尚文はマインに城下町を案内してもらい、装備を揃え、最初の狩場で戦闘をします。

更にその日の終わりにマインから彼女の装備をねだられ、岩谷尚文は自分に攻撃力がないことと彼女の誘惑に負けてしまい支給されたほとんどの金額を彼女の装備に使ってしまいます。

岩谷尚文の装備を揃える際に、武器屋のエルハルトに「買い取りだと?」とさらっと聞いているマインの様子や支給額を知っていて岩谷尚文の防具よりも高いものを一式買う様子からその後の展開へのフラグがすごいですね。

マインの裏切り

最初から全て計画していた様子のマイン
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勇者として冒険の一歩を踏み出した岩谷尚文の異世界での生活は2日で幕を閉じました。

マインと別れ先に宿で眠りについた岩谷尚文は次の日に朝起きると、装備と支度金、そして予備としてとっておいた私服さえも盗まれており、更に城の騎士に取り囲まれ、王より出頭命令が下ってしまいます。

王城にはマインと他の勇者の姿があり、岩谷尚文はマインの計画によって貶められ勇者から犯罪者へと転落してしまうのでした。

展開に予想はついていましたが、誰もが岩谷尚文の言い分を聞かず酷い状況で、見ていて気持ちのいい場面ではありませんでした。

「この国は女性優位のなの」とマインの酒場でのセリフにもあった通り、女性の証言が優先される世界観なのかもしれないですね。

ただこの場面でマイン単独の犯行なのか、北村元康とグルになったものなのかはわかりません。

北村元康の視点から見てみれば話が少しおかしいですよね。

楔帷子で買収されたとか?

ダークヒーロー

元の世界に帰ることもできず、路銀も失い、更には信用までも地に落ちてしまった岩谷尚文ですが、ここから彼の温和な雰囲気が何かを決意した様子へと変わります。

この辺りが冒頭で岩谷尚文が語っていた「家庭内のある功績、グレかけた弟を救ったことで…」という部分に少し繋がるのかなと思います。

城を後にした岩谷尚文は城下町で武器屋のエルハルトと出会い、様子が変わった岩谷尚文を見てエルハルトは在庫処分品の防具一式を「選別だ」と渡すのでした。

その後岩谷尚文はレベルアップもですが、主に路銀を稼ぐことに必死になっているように見えました。

スキル『リーフシールド』を手に入れてからは森に生えている薬草へ『品質向上』の作用がプラスされ、岩谷尚文は戦闘以外で資金を稼ぐ手段を見つけます。

益々MMORPGのゲームといった感じになりましたが、生産系のスキルがあるのには驚きました。

ステータスウィンドウに表示されていれば分かりやすいのですがもしかしたら別画面とかあるのかもしれないですね。

マインの裏切り行為や盾の勇者を邪険にする扱いを受けてから岩谷尚文は「あの日から、何を食べても味がしない」と味覚障害に陥ってしまいます。

『盾の勇者の成り上がり』は岩谷尚文の復讐劇を描く物語なのでしょうか?

ラフタリアとの出会い

岩谷尚文が奴隷商の元で出会った亜人の少女ラフタリア
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盾の勇者の噂を聞き、夜の街に1人でいた岩谷尚文の元へ「お困りのようですなぁ」と声がかけられます。

奴隷商を名乗る男に案内されたテントは彼の数々の商品が並んでいました。

奴隷商の説明を聞きていた岩谷尚文でしたが、せき込む声を聞いてある檻の前に立ち天幕をまくるとそこには亜人の少女が捕らわれていたのでした。

 

 

第1話の感想は以上です。

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