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第3期 TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」 第21話 原作小説はどの部分?

©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

第21話「三十二番目の騎士」あらすじ

キリトとアリスの前に立ちふさがったのは、《シンセサイズの秘儀》を受け入れ整合騎士となったユージオだった。動揺するキリトだが、アリスの叱咤を受けてどうにか彼と全力で戦うことを決意する。互いにアインクラッド流の剣技を繰り出しながら、キリトとユージオの斬り合いは激化していく。戦いの中でも、キリトはユージオに懸命に語り掛けるが……。

TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」オフィシャルサイト STORYより

アニメ第21話の内容と原作小説の該当部分は?

アニメ第21話は物語の内容はアニメオリジナル部分あり、カットありで原作既読者としても楽しめる描写になっており非常に面白かったです。

戦闘シーンも見応えがあり、もう少し剣戟の応酬を見ていたかったなと思っています。

内容はセントラル・カセドラル99階でキリトとアリスの前に立ちはだかった整合騎士ユージオ・シンセシス・サーティーツーとキリトとの一騎打ち。

そして正気を取り戻したユージオがアドミニストレータの誘惑に惑わされキリトを裏切ってしまった事と最も大切な存在であるキリトとアリスに剣を向けてしまったことから贖罪のためたった1人でアドミニストレータにカーディナルの短剣を斬りつけようと画策します。

結果は失敗に終わり、アドミニストレータの脅威的な力によって追いつめられてしまったユージオですが、99階で2人を始末しようとしたチュデルキンの逃走によって難を逃れます。

アドミニストレータの命によって合流したキリトとユージオそしてアリスの前に元老長チュデルキンが立ちはだかるという展開でした。

アリス・シンセシス・サーティが登場してからアニメ1話分のペースは原作小説ではだいたい60~70ページに相当していましたが、今回は原作小説の約120ページ分の内容に相当します。

かなりの大ボリュームに加えてアニオリ部分もあり最終決戦に向けて飛ばしてきたなという印象です。

アニメ第20話は原作小説『ソードアート・オンライン14 アリシゼーション・ユナイティング』の第13巻の10ページから122ページまでの内容に相当します。

アニメと原作小説の違い

OP映像の変更

第21話からオープニング映像がアドミニストレータ戦のものに変更されていました。

原作既読者の私からすると結構なネタバレOPだなという印象でしたが、アニメ初見の方はどのように思ったのでしょうか?

逆にアニメ初見の方はあのOP映像から今後の展開を予想してみたらおもしろいのでは?と思っています。

整合騎士のシステム的な正式名称

整合騎士と呼ばれているそれは原作小説冒頭でシステム名称ではインテグレータという名前だと書かれています。

システムインテグレーターとは『個別のサブシステムを集めて1つにまとめ上げ、それぞれの機能が正しく働くように完成させるその業務を行なうもののこと』という意味です。

騎士とはかけ離れたものですが、役割としては全くその通りですね。

ユージオが見せた笑みの後から

キリトとアリスに武装完全支配術を使うユージオ
>©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

 

物語の内容としては変わりませんが、ユージオが笑みを見せ正気に戻ってからの演出が原作小説とは異なります。

アニメではある意味でアドミニストレータと同じ目線でユージオの様子が描写され、アドミニストレータにカーディナルの短剣を刺そうとするまでユージオがどちらなのかと考えさせられてしまう演出となっていました。

原作小説ではキリトが「ユージオ……なんで………」と言った言葉にユージオが「……ごめんよキリト……アリス。僕を追ってこないでくれ……」と返答しており、その後100階でのユージオの単独行動はユージオ目線で描かれています。

原作小説では正気に戻っているのがバレないかとハラハラとする緊迫感のある展開ですが、心理描写が多いため映像としてみるにはアニメの演出は良改変でした。

また原作小説ではユージオの武装完全支配術が放たれる前にユージオが正気に戻ったと判断しキリトは剣を下ろしてしまいアリスがキリトの身を起こすという手助けが入ります。

またキリトとアリスは顔より下が意図的に氷漬けにされており、アリスによって脱出ができる状態になっています。

しかしアニメでは全身が氷漬けになっており、どうやって脱出したのか気になるところでもあります。

ユージオが戦う理由

正気に戻ったユージオは『アリスの記憶を取り戻し一緒にルーリッドの村へ帰る』というこれまでずっと抱いてきた目標ですが、ユージオはキリトとアリスに剣を向けてしまったためその目的を放棄し、償いのため個人的な執着ではなくもっと大きな目的に殉じると行動方針を変えています。

ユージオの戦い理由がアドミニストレータを撃つことに変化しています。

アニオリ部分

アドミニストレータにカーディナルの短剣を使うユージオ
>©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

 

  • ユージオがアドミニストレータの元に戻ってカーディナルの短剣を使うまでの演出の違い
  • ベットに上る際に原作小説ではユージオは剣を床に置いて武装解除していますが、アニメでは剣を腰に下げたまま
  • アドミニストレータに短剣を突き立てた後の行動
  • 原作小説では吹き飛ばされた後に短剣を握り直し、床に落ちた青薔薇の剣を拾っている
  • アニメでは吹き飛ばされたため短剣を落としてしまい、青薔薇の剣で反撃し再度吹き飛ばされたときに短剣を拾いあげている

アニメではカットされてしまった部分

  • アリスとキリトによって返り討ちにされボロボロになったチュデルキンの姿
  • チュデルキンが裸体を晒しているアドミニストレータの姿に興奮する様子
  • チュデルキンが最初に神聖術で凍素系攻撃術式で攻撃しアリスに破られるシーン
  • チュデルキンの懇願にアドミニストレータが神に誓って約束した言葉の意味

だいたい敬神(パイエテイ)モジュールの話やアドミニストレータには金属オブジェクトの攻撃が効かないことなどアドミニストレータ自身のセリフによってアニメでは補完されています。

アニメ第1話で描かれたキリトがバイトとしてアンダーワールドにダイブしていたときの幼い記憶が3人からラース職員によって取り除かれているため、記憶に穴がありその部分に敬神モジュールをアドミニストレータが挿入したことによって約1時間という短時間でユージオはシンセサイズされました。

本来シンセイサイズの秘儀は三日三晩かかると原作小説では書かれています。

またアドミニストレータが「創世神ステイシアに誓うわ」というセリフにはアドミニストレータは神にも縛られていないということをキリトに示していると原作小説では描かれています。

幼い頃に親から課せられた上位者からの命令は今も行動を阻害しており、カーディナルはティーカップをテーブルに置けないなどのルールに未だ縛られています。

しかしこのアドミニストレータのセリフは嘘であり、アドミニストレータは神への誓いにさえ縛られないという事を意味してします。

チュデルキンの強さ

逆立ちし神聖術の式句を唱えるチュデルキン
>©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

 

神聖術は空間リソースから式句を唱えながら素因(エレメント)をコントロールし、意志の力に威力が比例するという特性があります。

2年前アンダーワールドにきて初めて神聖術に触れ、修練士学院で本格的に勉強を始め苦手とするキリトでさえも一度に片手の指の数である5つの素因(エレメント)を扱うことができます。

キリトの予想では1度に行使できる素因(エレメント)の数は両手の指の数である10個が最大数だと思っていたと原作小説では描写されています。

しかしチュデルキンはその予想を遥かに越え、いびつな体躯を用いて逆立ちし両手と両足、そして両目を用いて22個の素因(エレメント)を用いていて炎の魔人を召喚しました。

数だけでも2倍以上の威力があり、腐っても元老長であり神聖術に関しては人界においてNo.2に君臨するチュデルキンの強さが描かれています。

まとめ

アニメ第21話は原作小説の第14巻にあたり、整合騎士となったユージオとの一騎打ちとアドミニストレータとの最終決戦に火蓋が落とされたといった展開となりました。

次回のタイトル予告が『剣の巨人』とされていますので次回はチュデルキンの撃破とアドミニストレータのもつ隠し兵器との決戦になると思います。

アドミニストレータ戦後に第2部となるアンダーワールド大戦に入るのですが、一度整理するために原作小説をおすすめします。

わからなかった箇所やもっと知りたいと思った部分があった場合、原作小説は非常に読みやすいライトノベルなのでオススメです。

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