第9話「メルティ」あらすじ
東方の村で、尚文はメルティと名乗る少女に出会う。フィーロとすぐに打ち解けた彼女は、一緒に王都に行きたいという。どうやら護衛とはぐれてしまったらしい。しぶしぶ同行させるのだが、王都で待っていたのは……!?
感想「俺、天使萌えなんだ!」
やっとそろった主要キャラクター

©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会
第9話では公式サイトにも登場人物として初期より紹介されていたメルティが初登場となりました。
メルティと岩谷尚文たちが出会った場所は第8話で疫病で苦しんでいた村の付近で、村から追加で受けた依頼をこなす道中でした。
最初は貴族の少女で幼い子同士フィーロと遊ばせておけばいいと岩谷尚文は思ったのでしょうが、遊びに夢中で護衛とはぐれたメルティを王都へと送ることになってしまいました。
メルティのキャラクターデザインがなんだか別のアニメのようですね。
メルティだけのアップならプリキュアかアイカツ!のシリーズにでてくるという嘘がつき通せるような気がします。
行商の旅は一度打ち切り、王都へ
岩谷尚文はカースシリーズの影響で呪いを受けてしまったラフタリアの治療のため、行商の旅を一度やめて王都にある教会へと向かうという方針を決めました。
見ていて痛々しいですね。
おいしそうな鳥だね

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フィーロが「おいしそうな鳥だね。今追いかければ仕留められるよ」とメルティと遊んでいたフィロリアルを見て言っていました。
雑食この上ない発言で、同族さえも食べようとするフィーロには少し恐ろしさを感じてしまいました。
危険な思想を持っていると岩谷尚文はわかっていながらもフィーロを基本的に放し飼い状態にしているのに疑問を抱きました。
フィーロの強さを認めているからという部分もありそうですが、何を食べてくるかわかりません。
何故か聖水を手に入れてもすぐに使わない
王都の教会にてお布施として金貨1枚で聖水を手に入れました。
岩谷尚文のそんな高価なものをと止めるラフタリアにかけた「構わない。お前に比べれば金貨1枚なんて安いものだ」というセリフもかっこよかったです。
最初はシスターから『品質:粗悪品』のものを出されましたが、岩谷尚文が「それが金貨1枚の品か?」という問いによって教皇がシスターへ「何故質の悪いものを持ってくるのかね?」と問いかけ悔い改めるよう言い、『品質:高品質』の『呪い払いの聖水』を手に入れることができました。
一見教皇も平等な態度のようにも捉えることができましたが、粗悪品だとわかっていながら岩谷尚文が指摘しなかったらどうしていたのか気になります。
正直かなり胡散臭いですね。
ただこの時点で目的の聖水を手に入れた岩谷尚文でしたが、王城からの追手のこともありラフタリアにすぐに処置を施すことができませんでした。
残念な北村元康

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北村元康はやられ役となっており、どんどん評価は下がっていきますが第9話は更に残念なところが目立ちました。
「俺、天使萌えなんだ!」という発言に加え、街の往来で被害を顧みない攻撃とマインにそそのかされて動くのではなく本人もおかしいところがあるということがはっきりとわかりました。
残念すぎる北村元康…。
状況判断などを含めた戦闘能力は下手をしたら勇者の中で最下位なのではとも思ってしまいます。
メルティの正体
メルティは『メルティ=S=メルロマルク』と言い、マインの妹で王位継承権第1位の地位にあることがわかりました。
メルティの発言からも父であるメルロマルク王よりも母の女王のほうが権力が強いのかもしれないですね。
女性優位の国ですから、王制も女王制かもしれません。
メルティから「あなたにお話があります」と言われ、エルハルトの武器屋にて会議を行いますが結局メルティの話を途中まで聞いた岩谷尚文が「悪いが話はここまでだ。俺はおまえを信用できない」と一方的に敵意をむき出しにしてしまいます。
第9話の感想は以上です。
