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ガーリー・エアフォース 第9話 感想と考察「上海奪還作戦で占めると思いきや意外な展開!潜在的無意識?」

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ALT09「アンフィジカルレイヤー」あらすじ

久しぶりの休日を明華と過ごそうとする慧。しかし、出かけようとしたところを、八代通とグリペンにむりやり厚木基地まで連れ去られてしまう。

 

『DARPA』のシャンケルと、米軍所有のアニマ・ライノを紹介される慧たち。シャンケルの口から語られたのは、日米のアニマを投入し、ザイに対して攻勢に出るという逆侵攻作戦の計画だった。

TVアニメ『ガーリー・エアフォース』公式サイトより

感想「上海奪還作戦で占めると思いきや意外な展開!潜在的無意識?」

意外な展開

アンフィジカルレイヤーの中で対話する鳴谷慧とグリペン
>©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

物語もそろそろ大詰め。

何か大々的な作戦の導入部分に入るのかなと思っていましたが、第9話は意外な展開でした。

冒頭部分で語られた夢ような空間で鳴谷慧とグリペンが会話するシーンが第9話のタイトルである『アンフィジカルレイヤー』のことのようです。

一方で神奈川県にある厚木基地へ八代通遥によって連れていかれた鳴谷慧はアメリカ国防高等計画研究局DARPAに所属するウィリアム・シャンケルとアニマのライノと出会いました。

シャンケルからは対ザイへのいろいろな見解や意見を聞かされる鳴谷慧。

その中で日米が協力してザイへ攻勢にでるという作戦が伝えられました。

しかしその話が成立する前に、ウィリアム・シャンケルが開発したザイとのシュミレーションゲームで好成績を収めたグリペンにウィリアム・シャンケルがデータを取らせてほしいと言い始めたところで八代通遥が一方的に引き留め小松基地へと帰ってしまいます。

アンフィジカルレイヤーとは?

造語だと思われます。

IT用語でフィジカルレイヤー(フィジカル層)というものがあります。

フィジカルレイヤーは、伝送経路上でデータ表現方式やインタフェース形状といった…といった説明がありますが、物語の描写の仕方から簡単に物理層と考えていいと思います。

アンフィリジカルレイヤー=非物理層

そんなところから潜在的無意識のようなものだと考えています。

共鳴し続ける鳴谷慧とグリペンが無意識化で繋がり、対話をしたという感じでしょうか。

向こう側のグリペンは全てを知っていた

アンフィジカルレイヤー下ではグリペンは作中で「私が記憶を取り戻せるのはここだけだから」と告げていました。

鳴谷慧と安定する理由はそう作られたからだったようです。

全てを思い出したグリペンに「じゃあザイってなんなんだ?」と問いかける鳴谷慧でしたが、ノイズが混じり「あれは…希望」という言葉だけした聞き取れませんでした。

皮肉にもザイと交戦することで人類はアニマという新しい何かを生み出しているので人類が次の段階へと進化をはじめたととることもできるような気がします。

久しぶりの自転車

久々の自転車シーン
>©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

物語の舞台が石川県の小松ですし、格好をみてもまんまだったので北陸地方の立山連峰へ軽く登山にでもいくのかと思いましたが予定はピクニックということでした。

いつものことながら宋明華は残念な扱いを受けていますね。

幼馴染とは往々にして報われない…。

厚木基地での出会い

厚木基地で出会ったウィリアム・シャンケルとアニマのライノ
>©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

厚木基地でDARPAのウィリアム・シャンケルとアニマのライノと鳴谷慧は出会いました。

今回の厚木基地への遠征は同伴のアニマはグリペンだけなのかと少し不思議に思ってしまいました。

ただ口が達者なイーグルとファントムがいるとややこしくなりそうなので妥当な人選かもしれません。

ウィリアム・シャンケルの話から米軍はドーターをライノ一機しか開発していないことがわかります。

ガーリーエアフォースの世界においては米軍はアニマ研究はロシアと日本よりも遅れをとっているようです。

しかし別の対アニマ兵器として別のアプローチも行っており対アニマ用に作られた無人戦闘機F9150Aブロウラーを開発しています。

「私は今多大な忍耐を強いられている」

ピザを食べるグリペン
>©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

今日のグリペンの食事はピザとナゲットでした。

箸は未だにぎこちなく扱うグリペンですが、手づかみで食べる食事は得意のようでハラペコグリペンが描かれていました。

ストローを使わず飲み物を一気飲みするグリペンの様子はなかなか豪快でかわいかったですね。

ライノからの情報

ライノとの会話でザイという共通の敵があり戦時中でありながら、米軍は日本も仮想敵国として認識しているという描写もありました。

ライノは他人事や人間に対する興味本位といった様子で話をしていましたが、ザイを倒した後のアニマはどうなってしまうのかという未来の事も考えなければならないのかなと印象に残りました。

Power Transition Simulator

ザイの動きを統計的に分析し、ゲームのようなシュミレーターを作ったウィリアム・シャンケルは研究チーム以外のデータも欲しいということで鳴谷慧がそのシュミレーターを行ってみることにしました。

インフラがない都市部以外ではユニット数が減少するということを聞き、鳴谷慧は「じゃあ都市を守ればいいんですね」と行動方針を都市防衛へと向けてしまいます。

何度やっても鳴谷慧は負けてしまいましたが、今度はグリペンがこのシュミレーターを行ってみたところ好成績を収めました。

グリペンは都市防衛はせずに人を山間部などへ避難させザイに世界中を侵攻されてしまいながらも人類が生存するという結果を導きだしました。

シュミレーター上であるため人や街を守ることには重点を置かず人類が生存するためだけに行動を行ったのかなと予想しています。

ただし鳴谷慧の存在や小松という想い出の街が今後グリペンの足枷になってしまうのでは?と考えてしまうシーンでもありました。

  

第9話の感想は以上です。

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