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第3期 TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」 第20話 原作小説はどの部分?

©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project

第20話『シンセサイズ』あらすじ

右目の封印を打ち破ったアリスと共に90階の大浴場にたどり着いたキリト。そこには、チュデルキンの手によって石化された整合騎士長・ベルクーリの姿が――。アリスは師の悲惨なさまに涙するが、意識を取り戻したベルクーリは朦朧とした中で力を振り絞り、2人にユージオの行方を告げる。それを聞いたキリトは捨て置かれた青薔薇の剣を背負い、チュデルキンの後を追う。そして向かった先の元老院で、キリトは驚くべきものを目にする。

TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」オフィシャルサイト STORYより

アニメ第20話の内容と原作小説の該当部分は?

アニメ第20話は右目の封印を突破し気を失っていたアリスを1人で担いで壁を登ったキリトがセントラル・カセドラル95階『暁星の望楼』へたどり着きやっと塔内部へと戻ってくることができました。

キリトはユージオが95階よりも上にいるか下にいるかわからなかったため、ユージオが絶対に持っているであろう青薔薇の剣に向かって神聖術を使います。

2人が神聖術が示した先に向かうとそこは凍った90階『大浴場』の姿がありました。

そこでベルクーリを発見し、彼からユージオがチュデルキンに攫われたことを聞きます。

また90階で放置されていた青薔薇の剣をキリトが回収します。

その後ベルクーリの言葉通り2人は96階にある元老院に向かい元老長チュデルキンに相対します。

アリスがチュデルキンを刺すと赤い煙をまきながらチュデルキンは逃走し99階に達したときにはチュデルキンの姿はなく、昇降機から相棒であるユージオが降りてくるのでした。

シンセサイズされたユージオとの戦いは避けることができず、アリスが見守る前でキリトがユージオ・シンセシス・サーティツーと激突するところで第20話は幕を閉じました。

アニメ第20話は原作小説『ソードアート・オンライン13 アリシゼーション・ディバイディング』の第13巻の200頁から272頁(最終頁)までの内容に相当します。

アニメと原作小説の違い

アニメ第20話でのキリトとアリスの動き

アニメ20話は原作通りにできており差異はありませんが、一応まとめておきます。

  1. キリトがアリスを担いで95階『暁星の望楼』から塔内部へ
  2. ユージオを探して90階『大浴場』に移動
  3. ベルクーリからユージオの居場所を聞いて96階より上に広がる元老院へ移動
  4. 元老院は96階から99階まで吹き抜け構造で99階には100階へ上るための部屋がある
  5. 元老院でチュデルキンと遭遇
  6. チュデルキンを追い99階の部屋に到達するが整合騎士となったユージオと出会う

青薔薇の剣を探すために使った神聖術

キリトが第20話作中で「システム・コール!ジェネレート・アンブラ・エレメント・アドヒア・ポゼッション・オブジェクトID、WLSS703。ディスチャージ」と唱えていた神聖術です。

キリトは青薔薇の剣のオブジェクトIDをステイシアの窓で眺めた際に覚えていたと原作小説では解説されています。

WLSSとは両刃(Double edged)・長剣(Long sword)・片手(Single hand)の略でその後に続く番号はその種類の剣の製造順を表します。

ちなみにキリトの黒剣はWLSS102382で青薔薇の剣ができてから10万本以上の剣が製造されていることに驚く描写が原作小説ではされています。

2刀流を否定するキリト

アリス「剣を2本持つような酔狂者は、格好をつけたいだけの上級貴族と相場が決まっていますが、なんだかお前は妙に様になっていますね」

キリト「そうかな?だからって2本の剣を同時に振るのは、とても無理だよ」

青薔薇の剣を回収したキリトに向かってアリスが声をかけそれにキリトが無理だよと応えるシーンがありました。

原作小説ではこのシーンでキリトの心理描写が挟まれており、心のどこかで『デスゲームSAOをクリアした2刀流キリト』という仰々しい異名を嫌い、もう2度と同じ役回りはしたくないと書かれています。

この会話には続きがあり、キリトの無理だという言葉を受けてアリスが「2本の剣を握っていると、肝心の秘奥義が使えなくなってしまいますからね」と言っています。

アニメ版でも過去作品でリズたちがキリトが2刀流を使うことがないほうがいいというシーンがありこの部分を補完しています。

また装備の重量にも問題があるらしく、アニメでは普通にキリトは動き回っていましたが、原作小説では2本の剣を装備しているだけで息を切らせています。

元老院が見ていたのは何?

アニメでは丸い装置に入りひたすら「システム・コール」と唱え続ける元老院が描写されていましたが、原作小説では元老たちがステイシアの窓を呼び出している姿が描写されています。

カーディナルから説明された隠しパラメーターの違反指数の数値を元老たちはアンダーワールドに住む人々1人ずつチェックをかけています。

数値の違反が発見された場合これまで描写された通り、現場にステイシアの窓を開き目的の個体のIDをチェックします。

チュデルキンが見ていたのは何?

「そんなーいけません!」とおもちゃ箱のような異様な部屋でチュデルキンが見ていたのはアドミニストレータとユージオのやり取りです。

アドミニストレータの姿をみて「けしからん」と興奮し声をあげていました。

チュデルキンが逃げるときに唱えた神聖術は?

逃走し99階の部屋へと逃げるチュデルキンが神聖術を唱えるシーンがありました。

このシーンは原作小説ではチュデルキンの声は途中で「システム・コォォォォル!ジェネレェェェェ……」とわからなくなっています。

アニメではこの部分がギリギリ聞き取れるように演出されており、「システム・コール!ジェネレート・ルミナス・エレメント」と唱えていました。

原作小説でたどり着いた99階の部屋で昇降機を探す描写があり、この神聖術によって光素をアリスが生み出すと装置が作動するというギミックが隠されていました。

蘇るアリスの記憶

アニメではそのようなところが描写されていませんでしたが、原作小説ではチュデルキンと相対したときにシンセサイズの秘儀を受けたときの記憶を思い出したり、99階の部屋に辿り着いたときにも「ここに以前来た事がある」と行動を共にすることで記憶を取り戻していくような描写があります。

シンイノカイナとは?

ユージオが使った意志の力だけで物を動かすという整合騎士の秘儀です。

原作小説では『心意の腕』と書いてそれに『しんいのかいな』とルビが振られています。

まとめ

アニメ第20話は原作小説の第13巻にあたり、やっと塔内部に戻ったキリトとアリスの行動とユージオが敵になるという展開が描写されました。

アリシゼーション編の前半部分長いセントラル・カセドラルという塔を登る戦いも残すところ2階層だけです。

アドミニストレータ戦後に第2部となるアンダーワールド大戦に入るのですが、一度整理するために原作小説をおすすめします。

わからなかった箇所やもっと知りたいと思った部分があった場合、原作小説は非常に読みやすいライトノベルなのでオススメです。

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