第15話『烈日の騎士』あらすじ
キリトとユージオが《セントラル・カセドラル》を上り続けていると、リネル、フィゼルと名乗る2人の少女と出会う。なぜ子どもが? といぶかしむキリトとユージオは、とっさの隙をつかれ、整合騎士という素性を隠していたリネルとフィゼルの毒剣による麻痺攻撃を受けてしまう。身動きできないキリトとユージオが連れられた先には、整合騎士副騎士長ファナティオ・シンセシス・ツーが待ち構えていた。
アニメ第15話の内容と原作小説の該当部分は?
アニメ第15話の内容はまず、キリトとユージオが自称修道女見習いだと名乗る少女リネルとフィゼルに不意打ちを仕掛けられてしまい、毒の塗られた小剣で刺されてしまいます。
麻痺状態に陥り少女2人によって整合騎士達が待ち受けるセントラル・カセドラル50階まで引きずられながら連行されてしまったキリトとユージオは絶対絶命のピンチに陥ってしまいます。
しかし事前にリネルとフィゼルが嘘をついていると見抜いていたキリトは事前に自身に解毒の神聖術をかけており、セントラル・カセドラル50階についたとき麻痺状態から復帰し少女2人を彼女達の持っていた小剣で無力化し、キリト1人でファナティオ・シンセシス・ツーとそれに従う四旋剣の騎士を相手取ります。
キリトと整合騎士たちの戦いを見ることしたできなかったユージオでしたが、戦いが始まる前にキリトからリネルとフィゼルから奪った解毒薬を飲まされており、麻痺状態から回復すると青薔薇の剣の武装完全支配術を使いキリト以外のすべてを氷漬けにしてしまうのでした。
ファナティオ・シンセシス・ツーは尚も天穿剣の武装完全支配術を用いて自滅覚悟の特攻を仕掛けてきますがこれをキリトの黒剣の武装完全支配術で応戦するという物語の展開でした。
第15話は原作小説『ソードアート・オンライン12 アリシゼーション・ライジング』の第12巻の190頁から253頁までの内容に相当します。
アニメと原作小説の違い
アニメでは見事に原作を再現していますが、やはり罠にかけられたユージオの心理描写やカットされていた整合騎士『四旋剣』とのキリトの攻防の様子が詳しく描かれています。
特になぜユージオの心理描写の中で警戒していたにもかかわらず毒の塗ってあったナイフに簡単にもさされてしまったのか?という疑問が解決されます。
簡単に言ってしまうとユージオには剣に毒を塗るという発想がなかったのです。
キリトのほうは毒に散々苦い思い出がありますので、その辺の対策はバッチリでしたね。
キリトと四旋剣の戦闘も読みごたえのある部分です。
アニメでは雑魚のようにやや見えがちですが、4人の騎士たちも整合騎士ですので実践経験があり連携を駆使した戦い方に翻弄されるキリトの様子が描写されています。