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第3期 TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」 第16話 原作小説はどの部分?

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第16話『金木犀の騎士』あらすじ

キリトは満身創痍の中、《武装完全支配術》をどうにか発動し、整合騎士ファナティオとの戦いは決着を迎える。再び《セントラル・カセドラル》の最上階を目指すキリトとユージオは、奇妙な昇降機の前にたどり着く。《昇降係》の少女の案内によって80階《雲上庭園》まで足を踏み入れた2人の前に現れたのは、ユージオが追い求める少女であり、神器《金木犀の剣》を持つ整合騎士アリス・シンセシス・サーティだった。

TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション」オフィシャルサイト STORYより

アニメ第16話の内容と原作小説の該当部分は?

キリトがファナティオ・シンセシス・ツーを完全支配術で制し、更に瀕死のファナティオを助けるためにカーディナルから預かっていた小剣を使いカーディナルの元へ送ります。

また麻痺状態のリゼルとフィネルを助けた後、セントラル・カセドラルの先に進むとそこにはエレベーターに似た昇降機があり、それを管理する昇降係とのやり取りを経て80階『雲上庭園』にまでキリトとユージオはたどり着きます。

キリトとユージオの計画ではユージオがアリスを説得する予定でしたが、『雲上庭園』で待ち構えていた整合騎士アリス・シンセシス・サーティは有無を言わせずに金木犀の完全支配術を使い攻撃してきました。

キリトが名乗りを上げ、アリスと1対1の立ち合いを行い、隙をついてキリトがアリスを拘束し、ユージオが青薔薇の剣の完全支配術を使いキリトもろとも氷漬けにしてしまうのでした。

氷漬けになったアリスにカーディナルからもらった短剣を刺そうとしたユージオでしたが、氷はアリスの金木犀の剣の刀身にまで及んでおらず完全支配術によって拘束を解かれてしまいます。

反撃にでようとしたアリスをすかさずキリトが完全支配術を放ちアリスの攻撃を相殺します。

その時に生まれた衝撃でセントラル・カセドラルの不朽の壁は壊れ、アリスとキリトはそのまま外へ落下してしまいます。

2人を助けようと駆け寄るユージオでしたが、考えも虚しく空いた穴は時計を巻き戻すように修復され閉ざされてしまい、ユージオは1人セントラル・カセドラルに取り残されてしまうのでした。

アニメ第16話の物語の展開はユージオとアリスが再会を果たす大事なシーンですので、昇降係とのやり取りを含めてほぼ原作通りです。

第16話は原作小説『ソードアート・オンライン12 アリシゼーション・ライジング』の第12巻の253頁から317頁(第12巻最終頁)までの内容に相当します。

アニメと原作小説の違い

キリトの完全支配術

アニメでは黒の奔流がキリトの黒剣から放たれていましたが、原作でも同じような描写がされています。

ただしユージオ目線で描写がされているため、黒の奔流に込められた意味が詳しくわかります。

簡単に説明してしまうと、ギガスシダーが実態化したかのような黒い槍です。

キリトは黒剣から完全支配術によってギガスシダーの記憶を呼び覚ました。

黒の奔流には

  • 『ソルス』(太陽)の光を吸い続ける=黒
  • 硬さ、鋭さ、圧倒的な重さ

が込められています。

リネルとフィゼルを助けるシーン

16話ではカットされていましたが、ユージオがリゼルとフィゼルに解毒薬を飲ませ、青薔薇の剣を使って毒の短剣を砕いたあと、身体検査をする描写があります。

その後リネルとフィゼルにユージオが整合騎士の強さを説いているというシーンもあります。

アドミニストレータが放った虫

カーディナルからもらった小剣をファナティオに使ってしまったため、アドミニストレータがカーディナル探索用に放った虫がユージオの足元に迫るというシーンが原作小説にはあります。

虫の姿に驚いたユージオは踏みつぶしてしまいますが、整合騎士には果敢に戦う姿勢をみせるキリトも「ごめん、俺そういうの、ちょっと苦手」と遠くから声を掛け、キリトがユージオに背中に虫がいないか見てくれないかというやり取りをするコメディパートのような部分があります。

アリスの強さ

アニメの描写でもわかった方は多いと思いますが、アリスは金木犀の剣というトップクラスの神器を扱うということにプラスして剣技という面においてもキリトを圧倒するほどの強さを持っています。

アリスとの立ち合いでキリトは連続技で対抗しようと剣を交えていますが、アリスの放つ1撃は非常に重く、キリトは1撃目で全ての攻撃が弾かれてしまい連撃技が不発に終わってしまっています。

アニメでもキリトが弾かれている様子がとても印象的でした。

ちなみにアリスはアンダーワールドの1撃に重きを置くという剣術のスタイルを極めており、整合騎士内でもトップクラスの剣術の使い手です。

BLEACHとの比較

アリスの使う金木犀の剣は『BLEACH』に登場する朽木白哉の卍解『千本桜景厳』と酷似しており、ファナティオが使う天穿剣もまた『BLEACH』に登場する市丸ギンの『神鎗』やユージオが使う青薔薇の剣も『BLEACH』に登場する日番谷冬獅郎の『氷輪丸』と比較され、パクリなのではないかという過激な意見も見られます。

アリスの使う金木犀の剣と千本桜は原作の掲載を確認してみたところ

  • SAOの該当部分がweb小説として連載されていた期間が2005年1月31日から2008年7月25日まで(半年程度の休載期間を含む)
  • BLEACHで千本桜が週間少年ジャンプで掲載されたのは2004年の後期

と『BLEACH』での掲載のほうが早いです。

市丸ギンの『神鎗』が掲載されたのは2010年4月で、既にSAOの該当箇所は完結しています。

似たような設定が重なり比較されることが多いですが、どちらの作品も既に独自の世界観が出来上がっており、剣や刀に特殊な能力を付与すると考えたときに同じ発想に行きついてしまったのかもしれません

伸びる剣などは創作の剣としてはかなりポピュラーなもので、『オーフェンの魔剣』の星の紋章の剣もよく似た特性を持っています。

まとめ

アニメ第16話でソードアート・オンラインの原作小説の12巻までの内容を消化してしまいました。

アニメの第17話は原作小説13巻からということになりますが、アニメはハイペースで物語が展開するためどこまでになるかは見てのお楽しみです。

わからなかった箇所やもっと知りたいと思った部分があった場合、原作小説は非常に読みやすいライトノベルなのでオススメです。

 

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