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ガーリー・エアフォース 第6話 あらすじと感想「ファントムの言う空戦の王道ドックファイトが見てみたい!」

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ALT06「存在意義(レゾンデートル)」あらすじ

だまし討ちのような方法で、グリペンとイーグルを模擬戦で圧倒したファントム。憤る慧に対しファントムは、勝つためにはあらゆる手段を取るのが当然と言う。個性が強く、折り合わないアニマたちに不安を覚える慧。

 

そんな矢先、ザイが前線基地を造っているという緊急連絡が飛び込み、独飛として初めての作戦が立案され る。

TVアニメ『ガーリー・エアフォース』公式サイトより

感想「ファントムの言う空戦の王道ドックファイトが見てみたい!」

自転車シーンがない

お腹が空きすぎたグリペンの様子
>©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

6話はなんと鳴谷慧の自転車シーンがありませんでした!

今日はどこで乗るのかとちょっと楽しみにしていただけに残念です。(嘘です)

小松基地の現状

5話がファントムの登場回でしたが、いつの間にかザイにも動きがあり作中で八代通遥が「大陸を攻め落とされ、最前線となった小松には欠かせない戦力だろ」と言っています。

戦力としてグリペンがしっかりと調整ができてないのに、いつの間にか最前線になっているとは驚きました。

こちらの事情など敵は待ってくれないという部分はこの『ガーリー・エアフォース』が未知の敵と戦う物語なのだと再認識させられました。

こういうところをもっと前に出してくれたらなぁと思ってしまうところでもありますが…。

ファントムの価値観の違い

『ザイから人類を救う』という最優先事項を備えたファントムは守るものが人類全体であり、所属した基地や街、仲間を守るという価値観との違いがあることがわかります。

6話を通してこのズレが大きく描かれた回だと個人的に思っています。

ファントムは大局を見ているので、線引きの判断が早いところが描写されています。

この辺りについて八代通遥はしっかりとわかっているのでしょうか?

自分の命令を状況次第で遂行しないという問題があると思うのですが、それを含めてファントムが優秀だと思っているのかなと疑問に思いました。

グリペンが箸を割るシーン

綺麗に割りばしを割るグリペン
>©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

グリペンの秘密基地で鳴谷慧とお弁当を食べるシーンですが、グリペンが割りばしをきれいに割る方法を知っているんだなと思いました。

『あずまんが大王』に登場するちよちゃんが割りばしを割る時には先端を持って割ると綺麗に割れますよと説明していたのを思い出してしまい少し懐かしくなりました。

お弁当に飲み物として飲むヨーグルトはどうなんだろうと思っていましたが、鳴谷慧はしっかりお茶も買っていましたね。

同じ機種からは1機しかアニマは成立しない

独立混成飛行実験隊というチームに不安を覚えた鳴谷慧が「いっそヤース39ならヤース39F15ならF15でまとめたほうがうまくまとまるんじゃないか?」とグリペンに聞くシーンがありました。

この鳴谷慧の疑問にグリペンに「それは無理」と端的に応え「同じ機種からは1機しかアニマは成立しない」と続けます。

「個々の機体だけで生み出せるほど魂の創造は優しくないからって昔技本の人が言っていた」とグリペンは説明しました。

この説明から現存する戦闘機の種類の数しかアニマは生み出せないという事で、ザイ相手には数で応戦することはできないということがわかります。

圧倒的に優れた空戦技術と数を持つザイを相手にするにはアニマとドーターで対抗するというアプローチ自体が間違っているような気がしてしまいます。

アニマは一騎当千の戦果が求められるということですが、グリペンとイーグルにはそれがまだできるほど成長していません。

6話でもファントムも他2機のアニマに比べ優秀ですが、それほど優れた機体という訳ではないのかなという印象です。

対ザイ戦に関して別のアプローチ、機関が動いているという展開もあるのではと想像してしまいます。

ただこの部分は圧倒的劣勢という世界観を植え付けているのかもしれないなとも思います。

ドーターの燃料

会敵後増槽を捨てるグリペンとイーグル
>©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

緊急招集によってザイが東シナ海南西部の防空識別圏に侵入し、石垣島北方にある海鳥島にFOB(前線基地)が作られていることが発覚し、小松基地所属の独立混成実験隊はこの排除へと向かいます。

とはいってもドーター3機は爆撃機ではないため、陸上自衛隊と米軍によってミサイル飽和攻撃が行われることになり、ザイの持つEPCMの中間誘導からドーターがナビゲーションを引き継ぐという作戦が八代通遥から説明されました。

処理能力の関係でナビゲーションを引き受けるドーターはファントムに決まりますが、ファントムはグリペンとイーグルに背中を任せることに「お断りします」と応えるのでした。

遠方への長距離飛行からの作戦ということでドーターの燃料はどうなっているのかと疑問に思いました。

もしかしてその辺も超常的な何かでドーターは解消されているのかなと思ったりもしましたが、八代通遥が「室戸岬沖で空中給油後、作戦空域に向かう」と指示していたのでやっぱり普通の戦闘機なんだなと思いました。

ファントムの指摘

戦闘中にファントムがグリペンとイーグルにした「空戦の王道」という指摘部分ですが、そういうところを追及したドックファイトが見たいと思いました。

ファントムの助言を通してグリペンとイーグルの戦闘が違うものに変化するのかなと期待してしまいます。

作戦失敗からの鳴谷慧の挑発

ファントムに模擬戦を行うように挑発する鳴谷慧とグリペンの様子
>©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

価値観の違いから鳴谷慧はチームをまとめるためファントムを挑発しグリペンとファントムが模擬戦を行うことになってしまいました。

作戦前にやれとも思いますが、問題が浮き彫りになったこのタイミングがちょうどいいのかもしれません。

ただザイが前線基地を構築しようとしており、一刻も早くこれを無効化しなければならないという緊急の状況下で模擬戦を行うという展開が緊迫感をそいでしまっていると思ってしまいました。

しかもグリペンがファントムに勝つということもかなり不安があり、今後どうなってしまうのかと続きが気になります。

 

第6話の感想は以上です。

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