この記事ではアニメ『アルテ』のあらすじや感想を紹介しています。
紹介話数内のネタバレも含まれますので、未視聴の方はFODプレミアム
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アルテはFODプレミアムの独占配信作品です。
第9話「悪童」あらすじ
<第9話の見どころカット>
アルテのいろいろな表情シリーズ。
カタリーナとのやり取りで、すこしでもやる気を出させようと頑張るアルテ。
このあとまさかのカタリーナからの反応にさらに困ってしまうのですが、そこはぜひアニメ本編でお楽しみいただければ!#アルテ pic.twitter.com/WxZDtzVjBE— TVアニメ「アルテ」公式_好評放送中! (@arte_animation) May 31, 2020
ユーリの姪であるカタリーナの家庭教師をするため、ヴェネツィアにやってきたアルテ。ユーリやカタリーナの母親であるソフィアたちからの期待に応えるためにカタリーナと向き合おうとするアルテだったが、カタリーナはいっこうに真面目に授業を受けようとしない。
カタリーナがきちんとした振る舞いをしない理由とはいったい・・・。出典:TVアニメ「アルテ」公式サイト より
感想「カタリーナの秘密とは!?晩餐に招待されたアルテ」
9話ではアルテがカタリーナの家庭教師に悪戦苦闘する様子が描かれました。
もっと苦労するかなと思っていたのですが、9話の終わりではアルテの努力もあってカタリーナとの関係も改善されたように思います。
礼儀作法をちゃんと人前で使うようになるのかは謎なところですが…。
毎回アルテのコロコロ変わる表情がこの作品の見どころだと思いますが、今回はダフネの表情の変化も面白かったです。
見た目はもっとクールな女性のように思えましたが、アルテが規格外で振り回されてるようですね。
またアルテの服装がヴェネツィア編では貴族然としたもので固定なのかなと途中で思ってしまいましたが、いつもの服装に戻りました。
ただアルテの普段着も作業向きとは思えないドレスなような気がするのですが、本人は動きやすい服装だそうです。
9話を見ているうちにカタリーナは料理が好きな女の子で、それを両親に反対されたくないということがわかり、アルテと似たような貴族令嬢なのだなと思いました。
結局その共通点が彼女たちが打ち解けるきっかけとなるのですが…。
彼女の晩餐で語られる礼儀作法がなっていないフリをする理由とは何でしょうか?きになりますね。
それでは今回も9話の内容を振り返っていきましょう。
カタリーナは礼儀作法が完璧だった
アルテの家庭教師の第1回目はカタリーナの礼儀作法の確認が行われました。
食事マナー・礼儀作法・社交術についての知識とカタリーナは既にどれも完璧に収めており、アルテに習う必要はありませんでした。
しかしアルテがファリエル家にやってきたときの晩餐時には、ヴィーゴリというパスタ料理を手づかみで食べていました。
その理由をアルテがカタリーナに聞くと、「お父様とお母様の前ではできないフリをしているの。本当は一通りの礼儀作法も身に着けてるし、人前に出る事だって問題ないと思うけど、あの人たちにそのことを知られたくないのよ」と言い、アルテが何故と問うと「別に特に理由はないけどかったるい」とカタリーナは答えます。
既に家庭教師としてアルテがカタリーナに教えることは何もなく、家庭教師の仕事は難航してしまいます。
使用人たちは知っていた
カタリーナの態度に今後の方針についてアルテが悩んでいると、使用人のダフネを見かけ、アルテは彼女に話しを聞くことにしました。
アルテがダフネに声を掛けると、ダフネは直ぐに「カタリーナ様のことですね」と応じ、これまでの家庭教師がカタリーナが授業を受けず寝入ってしまうことで、それが我慢できずやめていってしまったことがわかります。
さらにカタリーナの両親のソフィアとマルタはこの事を知らず、他の家庭教師の前ではカタリーナはそういった態度をとらず、礼儀作法の家庭教師だけを無視していることがわかりました。
また使用人たちはカタリーナの態度を知って知っていましたが、面倒に関わりたくないという理由からそれを言わずにいたとのことです。
気負っていたことに気づいたアルテ
予定の入っていない日にアルテは気分転換のため教会に行くことにしました。
ダフネに場所を聞くと地図を用意してくれると直ぐに対応してくれましたが、ダフネの「画家の方って勉強熱心なんですね」という言葉に、アルテは気分転換にと本心を告げるとダフネが直接案内してくれることになりました。
教会にて模写をしていたアルテを見て、ヴェネツィアの画家たちに「なんだうまいじゃないか」と声を掛けられ、それにアルテは「一応フィレンツェの工房にいるんで」と答えると男たちは「女が工房に!?」とフィレンツェにいたころと同じように言うのでした。
それにアルテは「どこに行っても変わらないんだなぁ」と思い笑いをこらえきれず、噴き出してしまいました。
これまで環境の変化から肖像画家としてではなくカタリーナの家庭教師という仕事をうまくこなそうと気負っていたことに気づき、「とにかく今まで通りの自分でがんばるしかないんだわ」と心機一転するのでした。
野外授業
アルテが三日三晩夜なべして作った服をカタリーナに着せ、アルテは野外授業を行うことにしました。
その野外授業は樽の留め金部分を使い輪っか転がしをして遊ぶという内容でした。
アルテが提案したものにも関わらず、輪っか転がしに苦戦してしまいます。
カタリーナに結構難しいと注意しようとしたアルテでしたが、カタリーナは輪っか転がしに慣れていて、アルテが「あなたうまいのね」と感心すると、カタリーナは「当然。前に住んでたところではこれでよく遊んでたのよ」と言ってアルテを置いて行ってしまうのでした。
その後、休憩していたアルテはお腹が空いてきてしまい、初日の晩餐に食べた仔牛肉の煮込み料理はおいしかったと言うと、カタリーナが「あぁあの料理ね」と料理を解説し始めました。
やや打ち解けたところでアルテが「ところでカタリーナ。そろそろちゃんとお話しない?」と言い始めますが、カタリーナに「人前できちんとした礼儀作法で振舞わないのに理由なんてないわよ」と言葉を先回りされ、興醒めだと言われてしまいます。
そしてカタリーナはあくびをしながら「もう行くわ。あんまり体を動かすと夜中にすぐ眠くなって困るし」と言い、去って行ってしまうのでした。
ソフィアから明かされるカタリーナの事情
アルテが肖像画家としての仕事のためソフィアの元に訪れた際に、ソフィアは「アルテ。その後カタリーナとはうまくやれてる?」と問い、とりつくろった答えを返したアルテにソフィアはカタリーナの生い立ちを話し始めました。
ファリエル家では子供が生まれると直ぐに別荘地に送られ、しばらくはそこで育てられるとのこと。
普通なら2年ほどで家に戻されるのですが、父のマルタが男子以外の子供に興味がなく、結局カタリーナはつい最近6歳になってから戻ってきたと言います。
ソフィアは「カタリーナはこの家の誰にも心を開いてくれていない気がするの」と馴染んでいないことを憂慮していました。
それを聞いてからアルテは夜に1人、長く別荘地で育てられたことと礼儀作法なってないフリをする理由に関係と夜にカタリーナが何をしていたのか考えるのでした。
カタリーナの秘密
考えていても埒が明かず、アルテはそのままカタリーナの部屋を訪ねてみることにしました。
ノックしてカタリーナに呼びかけますが、返事はありませんでした。
しかしその後部屋の中からカタリーナの悲鳴が聞こえ、アルテは断りを入れてから部屋に入ります。
カタリーナの部屋の中には、料理に関する本やそれを記したメモが散らばっていました。
秘密を見られてしまったカタリーナは「私の秘密を暴くことができて、ご満足?残念だけれど、私が人前で貴族らしく振舞いたくないのと、私が料理を好きなことは無関係よ。どうぞお父様とお母様に言いつけるといいわ。料理なんて雇われ人や召使がするものですものね。きっとお父様は私がこれ以上料理に関わるのを禁止するでしょう。でもお生憎様。それでも私は人前でちゃんとした振舞いをする気はないわ」とアルテを突き放し、部屋から出て行くように言うのでした。
アルテはそれに従い、「ごめんなさい」と告げて自分の早まった行動を反省します。
カタリーナからの晩餐の招待
翌日カタリーナはユーリと共に秘密の食事会を行っていました。
そこでカタリーナは存分に料理をし、そこに集まって食事をすることが楽しみでした。
しかしアルテが父や母に昨日のことを報告しているかもしれないと思い、ユーリに「ここで料理できるのも最後かもしれないわ」と不安を口にします。
家に戻るとちょうど父のマルタが出掛けるところに鉢合わせてしまい、カタリーナは叱られることを覚悟しますが、マルタからは「なんだ父親が出掛けるというのに挨拶もできないのか」という小言だけでした。
それに驚いたカタリーナは、その後アルテに「お父様とお母様にあの事言ってないの?」と詰め寄りますが、アルテは笑顔で「私は肖像画家として、家庭教師として雇われてここに来たんです。あなたから好きなことを取り上げるために来たんじゃないから」と言い、好きなことを取り上げられる辛さを語り始めます。
そしてアルテの「私の絵見てみる?」という提案に乗り、アルテのスケッチを見てカタリーナは「すごい見た物全部スケッチして回っているの?」と問うと、アルテが気軽に「えぇそうよ」と答えを返されました。
スケッチは仕事の資料で画家の財産だと語るアルテにカタリーナは「元々貴族だったんでしょ?」「生活が変わって辛くない?」と質問を重ねるとアルテは「夜眠くてつらい」「身体に痣とか傷が絶えないのが…」「筋肉痛にもしょっちゅうなるし」と語り、それから「でも辛いことばかりじゃないのよ」と言って「楽しいこともいっぱいあるんですよ」と言って笑うのでした。
カタリーナはそんなアルテに「わかる」と答え、やっとアルテの名前を初めて呼び、アルテに「あなた変わってるって言われない?」「ユーリ叔父様が連れてきた人だもの普通のはずないわよね」「あなたやっぱりおもしろいかも」と急に態度を軟化させます。
もっと絵を見せて欲しいというカタリーナにアルテは部屋に押し入ったことを謝り、人前で礼儀作法がなってないフリをする理由を「無理に聞こうとはしない。あなたが自分から話してくれる気になるまで待ってるわ」と言います。
それを聞いたカタリーナはアルテに「アルテ、私の晩餐に招待されない?そこで話してもいいよ。私のこと。あなたが知りたいこと」と言うのでした。
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