この記事ではアニメ『アルテ』のあらすじや感想を紹介しています。
紹介話数内のネタバレも含まれますので、未視聴の方はFODプレミアム
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アルテはFODプレミアムの独占配信作品です。
第6話「同業組合」あらすじ
<第6話の見どころカット>
今回もアルテのいろいろな表情が登場します!
まずはアルテがレオから「基礎がなっていない」と連続でダメ出しをされるカットから。
表情だけじゃなく全身を使って落ち込んでいる様子もアルテっぽいですよね(笑)#アルテ pic.twitter.com/lvpjuz2HtJ— TVアニメ「アルテ」公式_好評放送中! (@arte_animation) May 10, 2020
アルテが女性でありながら工房に弟子入りしていることが同業組合から物言いが入る。画家修業を続けるためには、宮殿の大広間の装飾画の手伝いの仕事を受けなければならなくなった。そして今回の仕事ぶり次第ではアルテは工房をやめないといけない。 アンジェロたちほかの工房の徒弟や親方たちも参加する中で、果たしてアルテは無事工房に残ることができるのか・・・
出典:TVアニメ「アルテ」公式サイト より
感想「ユーリ登場!物語がややマンネリ化?」
第6話ではとある親方の葬儀に参加した際に、アルテが女性であることでから、同業組合で徒弟同士の不和を招くとの懸念があがり、大広間の装飾画の手伝いの仕事を通してアルテがその不和を払拭するという内容でした。
久しぶりのアンジェロの登場でしたが、女性に甘いのは相変わらずの様子です。
ダニロの親方の元の知り合いの徒弟には声を掛けられるくらいの仲になっていましたが、これまで交流のなかった徒弟には「女のくせに」と侮蔑されてしまいます。
今回もアルテの根性で親方や徒弟たちから見直されるというお話でした。
ヴェロニカの物語ではレオがアルテの様子を気にして彼女の元に行くという描写はカットされていましたが、アニメの第6話ではレオもちゃっかりデレてきましたね。
公式Twitterで見どころとしてあげられている通り、第6話ではアルテの表情がコロコロと変わり、鼻血を出したり、吐いたり、大食いをしたりといろんなアルテがかわいいです。
また名門貴族のユーリがアルテの描いた練習描きを見て高く評価していました。
これからユーリとの仕事の依頼に続く伏線でしょうか?
続きが気になりますね。
フレスコ画に挑戦
第6話でアルテはフレスコ画に挑戦します。
組合の役員に呼ばれたレオからアルテに「フレスコ画の経験はあるか?」と聞かれ、アルテは「あるにはあるんですが、こんな小さな石板に数度くらい」と答え、それをレオは「一通りの知識はあるにはある訳か」と評し、それから10日間漆喰塗りの練習をすることになりました。
またレオからアルテが工房に弟子入りしていることに物言いがついたことを知らされてしまいます。
フレスコ画とは、漆喰を壁に塗り、それの乾かないうちに水性の絵の具で直に絵を描く技法 石灰の層の中に絵の具が染み込んでいき、漆喰は乾燥が始まると表面に固い透明な皮膜ができるために、それが絵の保護層となって非常に堅牢な画面となる。主に西洋の壁画などに使われる。新鮮なという意味のイタリア語。
大広間の装飾画の手伝い
今回の仕事は「大広間の装飾画の手伝い」です。
この仕事の中で親方や徒弟たちから認められなければ、アルテは同業組合から画家修業を続けていくことは認められません。
仕事に参加する大勢の中にアンジェロの姿もあり、アルテは知り合いがいてほっとしますが、問題の原因となった徒弟も参加していました。
レオへの偏見
レオもまた仕事場で他の親方たちが、ローマで今の教皇が文化に力を入れ、芸術の中心がフィレンツェからローマに移り、不況が起きていると愚痴っているのをみてしまいます。
またその親方たちはレオのことを「物乞い上がりの親方のところに行くもの好きがいるかどうか」と笑っており、親方たちの間でもレオに対して偏見を持っている人たちがいるようです。
仕事の基本は挨拶から
アルテが他の徒弟たちに声を掛けようとしても無視されてしまったため、アルテは大声で「皆さんよろしくお願いします!」と挨拶をしました。
空気を読まずいつも通りのアルテにレオは「明日からの仕事でおまえに言っておくことがある」と言っていましたが、本編では話の内容が明かされないままでした。
レオからの厳しい指導
フレスコ画の仕事は男でもキツイと音を上げる徒弟たちでしたが、仕事場にレオの厳しい指導の声が響きます。
それを聞いて最初は「女なんか使うから」「役立たずが」と嘲笑っていた徒弟たちですが、レオの厳しい指導に「女相手に容赦ないな」「あんなの俺でもキツイぜ」と同情に変わり、アルテが躓いたときに声を掛けてしまうようになりました。
手助けをしようとした徒弟たちにアルテは「大丈夫です。これは私の仕事ですから。でも、心配してくださってありがとうございました。」と言い、段々と一緒に仕事をする徒弟たちのアルテへの評価が変わっていきます。
ゲロイン要素を獲得
休憩中にアルテは仕事の厳しさから吐いているのを、アンジェロに目撃され心配されてしまいます。
アンジェロはアルテのことを思い「役員の親方さんにいいところを見せなきゃいけないのに」と案じていたところで、アルテが仕事を続けることに限界だと感じ、親方に休ませてもらうように言いに行こうとしましたが、アルテに止められてしまいます。
アロルドからの評価
昨日は吐いて仕事終わりに直ぐに寝てしまうほど疲労困憊していたアルテですが、翌日には元気を取り戻し、更に「昨日はまだ石墨の壁で何もない空間だったのに…その空間がどんどん絵で埋め尽くされていく。すごい!おもしろい」と作業を楽しむ余裕も出てきました。
その言葉を聞いていたアンジェロは「作業が大変で、この仕事を楽しもうなんて欠片も考えてなかった」とアルテの発言を聞いてやっぱりアルテは変な子だと考えていた様子です。
また役員長のアロルドからも「女で弟子入りするだなんて、どんなに生意気で扱いにくい奴だろうと思っていたんだがな。素直で良く働く弟子だ。うちの生意気な連中に見習わせたいぐらいだよ」と笑顔でレオに評価を伝えます。
そして更にアロルドは「それにあの娘はいい。あの娘はおまえに似てるな。おまえも出生のせいで周囲から下に見られたり、奇異な目で見られたりしていただろ。だがそんな逆境ものともせず進んでいく」と言い、「おまえさんの弟子はどんなに苦しくてもつらくてもお前を信じ言うことを素直に聞いて必死についていこうとする。あんな弟子かわいくて仕方ないだろ。俺も女弟子探そうかと思っちまったぜ」と冗談交じりに話すのでした。
それを聞いたレオはアロルドに「役員会であいつのこと良く言ってくれますか?」と尋ね、アロルドは「あぁ。そのつもりだ」と快く応えるのでした。
レオと似てると言ったが…
休憩中にカルチョに興じていた徒弟たちを見て「元気だなぁあいつら」という仲間にアンジェロは「あそこの仕事はもう終わりかけで、作業も少ないからね」と応えます。
その横でカルチョを見ていたアルテは急にカルチョに混ぜてくださいと言い始め、最初はアルテのことを侮っていた徒弟たちも「女だからって手加減はしねぇぞ」とアルテへの態度を改めるのでした。
またそれを見ていたアロルド親方は「昨日はレオと似てるなんつうたが、あれはあの娘のほうが上か」とアルテの評価を見直します。
ユーリ登場
ヴェネツィアからフィレンツェにやってきたユーリはアルテたちの仕事場を見学しました。
漆喰を塗る前の落書きを見て、「柔らかな表現が素晴らしい」と評し「あれだけは違うな」というと司祭からそれを描いたのは女の徒弟だと聞き、アルテに興味を示すのでした。
第6話は以上です。
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