この記事ではアニメ『プリンセスコネクト!Re:Dive』のあらすじや感想を紹介しています。
紹介話数内のネタバレも含まれますので、未視聴の方は各種VODサイトにてご覧ください。
第10話「常闇に集いし華~呪いのプディングなの~」あらすじ
馴染みの食堂・コカトリス亭にお土産を届けにやってきたユウキとコッコロ。しかし、コカトリス亭のマスターは何かに取り憑かれたように一心不乱にプリンを作り続けていた。どうやら、何者かがマスターにプリンを作るように追い詰めているらしい。そんな中、コカトリス亭に占い師の少女・シノブがやってくる。
感想「ミヤコによるプリン回!キャルちゃんを飼いたい」
10話はミヤコによるプリンを巡る騒動が描かれました。
最後には騎士くんがちゃっかりミヤコに食べられていましたが、次回予告の部分にて吐き出され、難を逃れており一安心です。
珍しく10話は戦闘描写のない回で、『強敵が出現→誰かが囚われる→ユニオンバーストで一件落着』というこれまでのテンプレが適用されませんでした。
プリン騒動の裏でペコの事情についても触れられており、本編の伏線もはられていました。
放送前に公式サイトにてキャラクター紹介のミヤコが「プリンはあたしの物なの。誰にもあげないの~」と書かれており、一人称が違うことで運営エアプと騒がれていましたが、10話で描かれたミヤコは流石のクオリティでした。
まさかのイカッチのママ『ヤスコ』も登場し、アニメオリジナルキャラクターたちもまさかの広がりが…。
尻尾をバチンとか耳がピクピクしてるキャルの猫らしさが10話では、よく描かれていました。
キャル飼いたいんですけど、どこに売ってるんでしょうか?
ハンバーガーくらいなら奢れます。
さて今回も10話の内容を振り返っていきましょう。
バカンス土産を届けに
バカンスのお土産をコカトリス亭のマスターに届けるため、コッコロと騎士くんは街へと向かいました。
キャルはまだ疲れが残っていたためギルドハウスにてお留守番。
ペコは今日はバイトではなく買い出しに言っているそうです。
アユミを探せ
10話のアユミはコッコロと騎士くんがマスターにお土産を届けにいくシーンで、建物の裏にいました。
ミヤコに憑りつかれる
お土産を届けにコカトリス亭を訪れると、マスターは憑りつかれたようにプリンを作り続けていました。
何もない虚空を指して騎士くんが「何かいるよ」と言うと、そこへシノブが訪れ、姿を隠していたミヤコに「ミヤコさん。この方もしかしたら私達の救世主になるやもしれません」と話しかけました。
するとミヤコが姿を現し「そんなことよりプリン寄越すの!」と言うのでした。
マスターの様子がおかしかったのは、マスターが虫をデコレートしたプリンを作ったためミヤコの怒りを買い、ミヤコが毎晩プリンを作るように囁き続け憑りついていたようです。
悪魔偽大国軍―ディアボロス―
シノブによって導かれ、騎士くんとコッコロは『悪魔偽大国軍―ディアボロス―』のギルドハウスに招かれます。
強大な魔力を纏ったイリヤと出会い、彼女が封印の棺から出ると子供の姿へと変化してしまうのでした。
シノブはイリヤの力を取り戻すため、ミヤコの霊気を感じ取った騎士くんを連れてきたのですが、イリヤが騎士くんに触れても「何もないんじゃが」と衝撃の事実を告白します。
力が弱まり自分の眷属に襲われていたイリヤを騎士くんが助け、イリヤがそれにドキドキしたため、一時的に大人の姿を取り戻します。
皆は願い事が叶うと歓喜し、イリヤは世界征服を開始しようとしますが、直ぐに子供の姿へと戻ってしまうのでした。
皆の注意が逸れた隙にコッコロが「今のうちにお暇いたしましょうか」と騎士くんを促しますが、イリヤを助けようとしたときにプリンを投げ出してこぼしてしまったため、ミヤコに呼び止められ、ミヤコの怒りを買ってしまいました。
きゃる~ん☆
コッコロたちが帰ってきた際に「きゃる~ん☆」と反応したキャル。
ゲームファン向けのネタで、チエルというキャラのキメ台詞「ちぇる~ん☆」に由来しています。
美食殿のプリン作り
ミヤコのプリンを台無しにしてしまったため、美食殿のギルドハウスにて代わりのプリンを作ることになってしまいました。
美食殿の中で一番料理ができるペコが、未だに買い出しから戻らないため、キャルが嘆きますが、ミヤコに「口動かしてないで、はやくプリン作れなの。呪っちゃうの~」と脅され絶叫します。
騎士くんもプリン作りに参加していましたが、見事に失敗。
キャルはミヤコに怯え、コッコロはダウンした騎士くんの介抱に当たったため、一向にプリンはできません。
コッコロが「ミヤコ様。私たちの仲間に大変お料理が上手な方がおられます。その方に改めておいしいプリンを作ってもらいますので、今日のところは」と言いますが、ミヤコは「嫌なの。今食べたいの」と取り合ってはくれませんでした。
ユースティアナ様のお触れ
買い出しのため街を歩いていたペコは、「劇場が取り壊されちまったよ。ユースティアナ様のお触れだと」と嘆きの声を耳にします。
またイカッチ実家の八百屋を手伝うことになり、母のヤスコに「いろんなとこ旅してたんだって?」と聞かれ「そうかい。こんなに立派になって帰ってきたんだ。ご両親も喜んでるだろう」と言われますが、ペコは「…だと嬉しいんですけど」と歯切れの悪い返事をしてしまいます。
ユースティアナとはペコの事ですが、武者修行の旅から帰ってきたら存在が誰かに乗っ取られ、ユースティアナはペコとは別に存在しているという状態になっています。
そのためペコは実家に帰ることができず、その日暮らしを継続しているのですが、今回ヤスコに両親の話題を出され、うまく答えることができなかったという背景があります。
アニメではペコのこの物語も解決されるのでしょうか?
プリンにしてやったの~
ペコがギルドハウスに帰ると、キャル・コッコロ・騎士くんがプリンに変えられ、ミヤコに食べられそうになっていました。
ペコが「待ってください。私がおいしいプリン作りますから、皆を元に戻してくれませんか?」とミヤコを説得しますが、ミヤコは「ヤなの。今日は散々待ったの~」と聞き入れてくれません。
そんなミヤコにペコが「期待してください。食べたことない美味しいプリンですから」と言うと、ミヤコは「ホントなの?」と誘惑されてしまいます。
美食殿特製なめらかプリンをミヤコに振舞うと、ミヤコはそのおいしさに「超おいしいプリンなの~」と満足し成仏しそうになってしまいますが、ペコが「ヤスコさんからもらったおみやげが早速、役に立ちましたね」と言って両手に持っていたセミを見て、プリンにセミが使われていると知ってミヤコはリバース。
倒れ伏したミヤコを肩に担いだシノブは「お騒がせしました。では」と言って美食殿のギルドハウスを去っていきます。
ミヤコが成仏しそうになった拍子に元の姿に戻ったコッコロとキャルでしたが、シノブが去って行く姿をみて、コッコロが「そういえば主様は?」という発言から、美食殿3人娘は騎士くんを思い出し探し始めますが見つかりません。
いつのまにか騎士くんはミヤコに食べられていたのでした。
第10話での初登場キャラクター
10話での初登場のキャラクターを適当にご紹介します。シノブは既に紹介しているため割愛しています。
ミヤコ
ヨリとアカリとシノブが伝説の吸血鬼の封印を解こうとして、間違えて起こしてしまった幽霊。プリンに並々ならぬ情熱を燃やす。生前のことは覚えていないらしい。『伝説の吸血鬼』にミヤコを生き返らせてもらうこともできるとわかったため、ディアボロスの活動に参加しているが、世界中のプリンを集め自分のものにしようとしていたりする。一人称は「ミヤコ」か、一部シナリオやイベントにて「私」を使っていた。アニメ版の公式サイト上には一人称が「あたし」と表記されていた。
ゲーム内では幽霊の特性を生かし、無敵になる能力を持っており、低レアリティだが最強に近いタンク。プリンセスアリーナにてミヤコの無敵で粘り勝ちされることもしばしばあった。リマと次いで何故プリコネRの世界にいるのか(どうやって入りこんだのか)わからない存在。もちろん幽霊になった原因は不明。
騎士くんの呼称は「おまえ」。
ヨリとアカリ
双子の魔族の姉妹。姉がヨリで、妹がアカリ。明るい性格のアカリに対して人見知りなヨリと対照的な性格をしている。吸血鬼を探そうと言い始めたのはアカリ。アカリの願いは「世界で一番かわいくなりたい」というもの。ヨリにも秘密の願い事があるらしいが、明かされていない。ギルドの立ち位置では2人がシノブを雇っているらしい。アカリはお色気要素もあり、キャラクターストーリーのタイトルもネタに走っている。2人をちゃんと見分けられるかどうかでプリコネ愛を量ることができる。
騎士くんの呼称はヨリは「あんた」、アカリは「お兄ちゃん」。
イリヤ
ヨリとアカリとシノブの3人の魔族の少女によって封印を解かれた『伝説の吸血鬼』。太古に魔族を率いてヒューマン・エルフ・獣人を相手に戦った魔族の王。神々との最終戦争『リグ・ヴェーダ』に敗れ封印された。失敗を繰り返していたシノブたちをミヤコが案内し封印を解かれた。しかし長く封印されていたため魔力が枯渇し、普段は子供の姿をとっている。ギルド『悪魔偽大国軍―ディアボロス―』を結成し、ヨリ・アカリ・シノブ・ミヤコを従者として世界征服を企むが、その道のりは遠い。使役する闇の眷属の名前は「バットバット」。騎士くんにドキドキすると大人の姿と取り戻すが、長くはもたない。ずっと大人の姿でいるために、騎士くんと夫婦になろうと提案するが、ギルドメンバー全員に猛反対されてしまう。
ゲーム内ではスキルに自身のHPを消費する自傷攻撃、ユニオンバーストで吸血し回復するというトリッキーな戦い方をする。実装当初はアリーナの環境を破壊し、しばらく後もクランバトルの魔法編成で使われていた。自傷にクリティカル判定が設定されているため、リアルラックに左右されるところがある。クランバトルで「イリヤで事故りました」はお約束。
騎士くんの呼称は「お主」。
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