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ガーリー・エアフォース(アニメ全話)のまとめ

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ガーリー・エアフォースについて

『ガーリー・エアフォース』は2019年1月より放送されたアニメ作品及び原作小説と関連作品である。原作小説の著者は夏海公司。電撃文庫KADOKAWA アスキー・メディアワークスブランド)より2014年9月から刊行されている。イラストは遠坂あさぎが担当。

アニメ制作は監督に『働きマン』の小野勝巳。シリーズ構成には『NEW GAME!! 』『Caligula 』などで脚本を務めた永井真吾。キャラクターデザインは『終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか? 』でキャラクターデザインを務めた今西亨。メカニックデザインは『シンフォギア』シリーズの大河広行。アニメーション制作は『マクロス』シリーズを手がけたサテライトが担当する。

Introduction

突如出現した謎の飛翔体、ザイ。それは、人類の航空戦力を圧倒した。

彼らに対抗すべく開発されたのが、既存の機体に改造を施したドーターと呼ばれる兵器。

操るのは、アニマという操縦機構。

それは―――少女の姿をしていた。

鳴谷慧に出会ったのは真紅に輝く戦闘機、そしてそれを駆るアニマ、グリペンだった。

人類の切り札の少女と、空に焦がれる少年の物語が始まる。

TVアニメ『ガーリー・エアフォース』公式サイトより

ガーリー・エアフォース』のあらすじ・ストーリー/感想・考察

ALT01『紅の翼』

上海脱出船団で日本に向かっていた鳴谷慧は謎の飛翔体ザイから襲撃を受けが、そこへ赤く煌めく特殊な戦闘機によって命を救われる。戦闘後不時着した機体のパイロットを救出しようとした鳴谷慧は少女グリペンと出会う。数日後避難先である石川県小松市で鳴谷慧はザイと戦う手段を模索している途中で、見覚えのある赤い機体を目撃してしまう。その機体が運ばれた先は航空自衛隊小松基地だった。鳴谷慧はどうにか赤い機体に接近できないかと基地の周辺を散策しているとそのまま拉致され尋問を受けてしまう。それは全てグリペンを覚醒させるために八代通が仕組んだ悪ふざけだった。そして翌日から鳴谷慧は小松基地でアルバイトをすることになる。

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ALT02『コマツ・ランデブー』

無事釈放された鳴谷慧だったがグリペンを安定させるため、八代通遥から翌日からも小松基地に通うように指示され、慧はバイトを始めることになった。しかし翌日小松基地には八代通の姿はなく、代わりにグリペンが基地内を案内することに。彼女と言葉を交わすうちに慧は彼女の事を知ることになった。更に翌日、慧の家に直接やってきたグリペンに慧は戸惑いつつも彼女の欠陥を知ることになる。慧はグリペンを励まし、小松市の街を案内するのだった。夕方になり突然気を失ってしまったグリペンの元に八代通が部下を連れて現れる。そして八代通は慧にグリペンのテストフライトと最悪廃棄処分になるという事実を告げる。

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ALT03『アニマの本質』

グリペンとのテストフライトに向けた調整は鳴谷慧の存在によって順調に進んでいた。八代通遥は調整中にとったエッググラフをみてグリペンは鳴谷慧と同調しているという仮説を立てる。食堂でいつものようにグリペンと食事をとっていた慧は彼女からプレゼントを渡され、家に帰ってから開けるように言われてしまう。しかしその後食堂内で小松基地の隊員達と騒動が起こり鳴谷慧はアニマが撃墜したザイからできているということを知ってしまう。3日間の間バイトを休み思い悩んでいた慧だったが、不意にプレゼントの中に手紙が入っておりグリペンの気持ちを知ってしまう。急いで小松基地へ向かう慧だったが、到着したころにはテストフライトが始まっておりグリペンと会話することはできなかった。そしてテストフライトの途中でザイが襲来し、グリペンは迎撃に向かうが意識を失ってしまう。そんなところへイーグルが現れザイを撃墜するのだった。

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ALT04『君の見る世界』

テストフライトはザイの出現によって中止となり、八代通遥は上層部に再度のやり直しを要請するのだが、グリペンの廃棄が決定してしまう。街でイーグルからグリペンの事情を聞いた鳴谷慧はグリペンの元へと向かい、手紙の返事を口にする。鳴谷慧は落ち込むグリペンを励まし「逃げよう」と言うのだが、そんな中ザイからの襲撃があり八代通から召集を受けるのだった。八代通はグリペンに戦闘を無理強いせず慧と共に逃げろと言うが、グリペンは慧との想い出を守るため戦うと言う。それに慧が一緒に飛ぶと言い始め2人はグリペンのドーターに乗って空へと向かう。戦闘中にグリペンは自らが慧と飛ぶために生まれてきたと確信し覚醒する。そして2人はザイを見事に退けるのだった。

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ALT05『独立混成飛行実験隊』

鳴谷慧と共に飛行することによってグリペンの不安定さは一時的に解消された。しかしイーグルとの模擬戦の結果は連敗続きで負けず嫌いなグリペンへ精神的な負担がかかっていた。慧は八代通にこの事を相談するが、事情が立て込んでいると言われ、グリペンのメンタルケアを一任されてしまう。小松基地からの帰りに小松駅で絡まれていた少女を慧は助ける。その少女の正体は3人目のアニマファントムだった。青森の三沢基地よりファントムが転属となり小松基地では3人のアニマを抱えることとなった。八代通は改めて『独立混成飛行実験隊』の設立を宣言し、早速異機種間戦闘訓練を行うこととなった。結果はファントムが圧勝。しかし訓練中に違和感を覚えたグリペンからデータリンクに誤情報を流していたことをファントムは指摘されてしまう。独飛というチームが設立されたものの、3人のアニマには協調性という価値観はないのだった。

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ALT06『存在意義(レゾンデートル)』

ザイによって大陸は攻め落とされ、最前線となった小松。戦力が集中し独立混成飛行実験隊にも結束が求められる。しかしアニマ創造の実験の早くに完成したファントムの『人類全ての救世』という価値観が他機を信用しないことに繋がり、チームとして不和を招く。慧はファントムとの会話で人類全体の大局をみた判断をするファントムは日本や小松を守ろうとしていないということを知る。そんな中緊急召集がかけられ、八代通から石垣島北方にある海鳥島にFOB(前線基地)を排除するという作戦が伝えられる。陸上自衛隊と米軍の力をかりた大きな作戦だったが、ファントムが作戦通りに動かず失敗に終わってしまう。チームの状況になんとかしなきゃなと口にした慧はファントムを挑発し、グリペンとファントム1対1の模擬戦を行うことになってしまう。

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ALT07『惑いの先』

ザイのFOBの掃討に失敗し再実施を明日に控えた独立混成飛行実験隊だったが、人類全体の存続のためには今回の作戦は失敗しても後の作戦に参加するため自身が生き残ったほうが良いと考えるファントムの作戦参加をかけて慧はファントムとシュミレーターを用いた勝負を行う。八代通に相談したところ小松基地から船戸を派遣してもらい、シュミレーターにファントムへの遅延プログラムとグリペンのシュミレーターには複座式の特別なものを施した。シュミレーターでの勝負開始してすぐにファントムに遅延プログラムが見つかってしまうが、グリペンのシュミレーターに施されたものを隠すための囮だった。ファントムによる妨害工作の処理によって勝負の途中でグリペンは機を失ってしまう。そこを攻めようとしたファントムだったが、事前にコントロールを引き継いでいた慧に行動が読まれ、慧の操縦によって撃墜されてしまう。勝負は慧とグリペンの勝ちということになり、ファントムの作戦への参加が決定するが、ファントムから作戦では慧が操縦をすることを条件として出されてしまう。FOB掃討作戦が開始され、現地へと向かう独立混成飛行実験隊だったが、艦隊からのエマージェンシーを受けイーグルが援護へと向かい2機でザイの本拠地へと突っ込むこととなってしまう。自分の操縦で初めてザイを撃つことに慧は震えを我慢する。そしてとうとうザイと会敵するのだった。

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『ガーリー・エアフォース』の登場人物・キャラクター

鳴谷 慧(なるたに けい)

©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

CV:逢坂良太

謎の敵性体・ザイの脅威から小松市に逃れてきた高校生。逃避行の際にグリペンに救われた。とある理由からパイロットを志す。序盤は自転車に乗っている印象が強い。第4話でグリペンと共にグリペンの安定を保つためにドーターに共に搭乗するようになる。

宋 明華(そん みんほあ)

©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

CV:Lynn

慧の幼馴染で、日本生まれの中国育ち。慧と一緒に小松市に避難してきた。慧のことを何かと気に掛けている。幼馴染として慧と共に生活しているが、慧のやっているアルバイトの内容は秘密にされている。休みの日に慧を外へ連れ出そうと誘うことが多いが、運悪く慧に緊急招集がかかってしまうことが多い。

八代通 遥(やしろどおり はるか)

©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

CV:乃村健次

防衛省技術研究本部特別技術研究室室長。技官として、ドーター開発に携わり、航空自衛隊に所属する戦闘機のドーター化に成功する。肥満体でヘビースモーカー。わからないことは棚上げにせずに徹底的に調べ上げるという性格のためグリペンの欠陥の原因に固執する。ヘビースモーカー。

アニマ

グリペン

アニマとしてのグリペン
>©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

グリペンのドーター
>©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

CV:森嶋優花

スウェーデンの戦闘機・グリペンを操るアニマの少女。人類の切り札で使命感は人一倍ながら、その挙動は不安定で怪しい。第2話で会って間もない慧からはおっちょこちょい、あわてんぼう、天然ぽいと評される。箸はグー握り。第4話で慧とドーターに共に乗ることで「私は慧と飛ぶために生まれてきた」と自分の存在理由を確信する。

イーグル

©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

CV:大和田仁美

那覇基地からやってきたアニマの少女。戦績優秀、天真爛漫、能天気な自信家で、いつも明るく無邪気に敵機を撃墜。アニメ第3話で初登場。グリペンのテストフライト中に現れたザイの迎撃にあたる。八代通のことを「お父様」と慕う。

ファントム

アニマとしてのファントム
>©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project
ファントムのドーター
>©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

CV:井澤詩織

三沢基地からやってきたアニマの少女。可憐な容姿とは裏腹に一癖も二癖もあるクールな現実主義者。第5話で初登場。丁寧な口調とは別に黒い一面を覗かせる。第6話で最初に創造されたアニマであるため『人類全ての救済』を1人でやらなければならないと思い込んでいる節があると描写されている。このため価値観の相違で独立混成飛行実験隊の他機を信頼していない態度を見せる。彼女の受けた初期教育はアニマの研究がまだ発展途上であったため過剰に施され100年ほどの時間を圧縮教育され、様々な場面、国、戦場を想定して行われた。そのため空戦における戦闘能力は他機よりも優れている。

『ガーリー・エアフォース』の用語

ザイ

©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

中国語で「厄災」の意。2010年代、タクラマカン方面より出現した謎の軍団、もしくはその構成要素である飛翔体のこと。白く輝くガラス細工めいた機体で、有人機では不可能な高機動性能を持つ。圧倒的な物量に加えEPCMと呼ばれる電子・知覚妨害手段を有し、人類の軍事力を圧倒する。その行動基準は不明だが、人類の被造物の破壊にあると考えられている。

アニマ

対ザイ戦用の自動操縦機構。EPCM耐性を持ちザイと互角の戦闘を繰り広げる。ユニットチューニングの手法として人工子宮を用いたバイオテクノロジーを利用したため、その外見は人間の少女のようである。体組成が人間と異なるため、耐Gスーツなどは必要とせず軽装で戦闘機(ドーター)に搭乗している。

ドーター

アニマと対で存在する戦闘機の「機体」部分。既存の航空機がベースだが、ザイの超高機動性能に対抗するため機体強度・エンジン出力の改善が図られている。各アニマが固有に持つEGG(波形)パターンで機体が発光し、またキャノピー(操縦席を覆う天蓋)が装甲化されているため一種異様な外観となっている。

EGG(ElectroGhostGram)

各アニマが持つ固有の周波数、リズムのこと。概念的には人間の脳波に近いが、アニマ達とドーターを繋ぐ信号としても用いられている

ダイレクトリンク

アニマとドーターの接続状態のこと。ドーターのコクピットは通常の操作系が撤去され、NFIと呼ばれるパネルが装備されている。アニマはこのパネルに肌を接触させることで、機体の末端まで自らの感覚器を拡張できる。反面被弾時の感覚もフィードバックされるため、適度に接続を遮断しないとアニマにまでダメージが及ぶこともある。

NFI

©2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

 

神経融合インタフェース。アニマとドーターの接続手段。

EPCM(Electronic and Perceptual Counter Measures)

いわゆるECM(電子対抗手段)に感覚妨害の効果を加えたもの。ザイ機の出現するエリアに展開され、当該領域内の人間の見当識を混乱させる。レーダーはおろか有視界戦闘さえまともにできなくなるため有人戦闘機での活動はほぼ不可能となる。 なぜかアニマには無効であり、彼女達を対ザイ戦の主力たらしめている。

『ガーリー・エアフォース』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):Run Girls, Run!『Break the Blue!!』

ED(エンディング):グリペン(CV.森嶋優花)、イーグル(CV.大和田仁美)、ファントム(CV.井澤詩織)『Colorful☆wing』

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