第6話 『ポンコツ×ご主人様』あらすじ

©2019 暁なつめ/まったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会
MAOを異世界に召喚したイオアナ。彼女は花子と同じく魔界の四大公爵家の令嬢だった! 花子を憎むイオアナの過去……かつて二人は、お互いの家臣を勝負させたことがあった。そのときに、イオアナの従者であるローゼにカーミラはボロ負けしてしまい、イオアナは花子に屈辱的な仕打ちを与えたのだが……。
考察と感想「花子とカーミラの回想回!再度召喚ジャーマンに期待した?」

©2019 暁なつめ/まったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会
第6話はMAOがイオアナに異世界召喚されてから、イオアナと花子との因縁とも呼べる回想が描かれました。
折角MAOを召喚したのにもかかわらず、出番はほとんどありませんでしたが、イオアナがケモナーマスクを倒すように指定したためMAOはイオアナに協力的な姿勢を見せています。
どこかの姫と勇者とは違いますね。
イオアナと花子の幼少期のイオアナからの一方的な因縁が描かれていましたが、花子が元々幼い見た目をしているためあまり変わってないように見えてしまいました。
花子にとってはあの頃の出来事もカーミラとの良い思い出なのでしょうね。
また第6話でこれまでドラゴンハーフと自らのことを語っていた花子ですが、ハーフではなく純血であることが物語で描かれました。
この設定がいつ生かされるのかと思っていましたが、ここで本編内で触れられました。
これからどこで源蔵たちに正体がバレるのでしょうか?
OP映像は花子とカーミラ

©2019 暁なつめ/まったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会
第6話のタイトルが『ポンコツ×ご主人様』ということもあり、今回は花子とカーミラがオープニング映像の最後でカメラ目線となりました。
次回辺りは3人に増えるか、組み合わせが変わるといったところですかね?
どうせならどこかで別キャラが入ってくるなんて演出にも期待したいです。
名前が長いイオアナ

©2019 暁なつめ/まったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会
実はアニメオリジナルキャラクターのイオアナですが、今回は彼女に焦点が当たり、彼女の花子との思い出やセリフから立場もわかります。
正式名はドラキュリアス・ロスト・イオアナ・イオネスコ・アドリアン・ウルジカと言い、魔王の僚属である四大侯爵ウルジカ家の娘だそうな。
イオアナは貴族だけあって名前が長いですね。
他のキャラが濃いせいかあまりキャラがたっていないような印象です。
イオアナが花子を一方的にライバル視

©2019 暁なつめ/まったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会
回想では幼少期に舞踏大会で花子に負けたことでイオアナは花子を一方的にライバル視し、その後花子の様子をずっと観察していたことが語られていました。
同じ四大侯爵家ということもあり、花子の強さの秘密を探ろうとイオアナは様子をうかがいますが、結局花子には食い気しかなくどこに強さの秘密があるのかわかりません。
レッサーヴァンパイアって何?

©2019 暁なつめ/まったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会
パーティーにて花子に無視されイオアナは声をかけ、花子の従者であるカーミラに因縁をふっかけます。
レッサーヴァンパイアとは作中で説明されていた通り、ヴァンパイアのクラスには3種類あるそうです。
一番強いものから
- 真祖
- エルダーヴァンパイア
- レッサーヴァンパイア
とクラス分けされており、四大侯爵家の令嬢でありながらレッサーヴァンパイアを傍におくことは相応しくないといういちゃもんをイオアナは花子に告げ、花子が望むのならエルダーヴァンパイアを手配しようと言いますが、花子には「お気持ちだけいただきますわ」と断られてしまいます。
去ろうとする花子にイオアナは「お前はわかっていない!そいつはかなり無能だぞ」と言いますが、花子は「知っています」と即応し尚も食い下がるイオアナの決闘という提案にパーティでだされているであろう料理を優先した花子が受けてしまいます。
決闘はカーミラの負け。しかしイオアナは恐怖を知る

©2019 暁なつめ/まったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会
決闘ではクラス差からカーミラは防戦一方となり、「お嬢様のため、負ける訳には…」と見苦しく這いずるカーミラに決闘の中止を花子が宣言し、イオアナがこれを受け入れて決闘はカーミラの負けとなりました。
直ぐに代わりのヴァンパイアを手配すると告げるイオアナですが、花子はカーミラの雇用を続けると応え、それを聞いてイオアナは「約束を反故にするなら、それなりの誠意をみせてもらいたいな」と言い地面を指さします。
それになんの躊躇もなく花子は土下座を行い、イオアナはその姿をみて勝ったような気分になりそのまま帰宅しようとしました。

©2019 暁なつめ/まったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会
しかし「ファフニールは四大侯爵家一の武闘派です。あのこが負けたまま当家が何もしなかったと吹聴されると家のものがうるさいもので」と追ってきた花子が竜に姿を変え報復を受けてしまいます。
そんなことからイオアナは花子を目の仇にしており、傍にいる勇者を狙って魔王を召喚したのでした。
一方源蔵たちはクエスト失敗

©2019 暁なつめ/まったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会
一方で源蔵たちは珍しくクエストに出かけたらしいですが、カーミラのポンコツぶりが発揮されクエストは散々だった様子。
カーミラは傷を癒すために不浄の土で身体を癒しますが、源蔵にお仕置きのビンタを受けてしまいます。
そんな姿をみていた花子はイオアナと同じくカーミラのために報復を行った日のことを思い出し、「全く馬鹿な子なんだから…」とほほ笑むのでした。

©2019 暁なつめ/まったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会
最後の回想でカーミラが泣きながら花子のことを心配し「夜も眠れなかったんですから」と言いながら横にワインが転がっており、花子にキツイ一発をもらっていましたね。
今週のけものみち
各話登場したプロレス技を実写で再現するコーナー『今週のけものみち』は第6話が作中にプロレス技がなかったため、シグレ役の関根明良さんとひろゆき役のるびんさんのなりきり対談になっています。
シグレと源蔵との関係が漫画では主従、アニメでは相棒に変化しているなんてことを指摘しており、やはりアニメと漫画はかなり違うのかなという印象を抱きました。