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盾の勇者の成り上がり(アニメ全話)のまとめ

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『盾の勇者の成り上がり』について

『盾の勇者の成り上がり』は2019年1月より放送されたアニメ作品及び原作小説と関連作品である。原作小説の著者はアネコユサギ。2012年より小説投稿サイト『小説家になろう』にて連載され、2013年にMFブックス(KADOKAWA)より書籍化される。イラストは弥南せいらが担当。

アニメ制作は監督に『NORN9 ノルン+ノネット』の阿呆孝雄。シリーズ構成には『花咲くいろは』『メイドインアビス』などで脚本を務めた小柳啓伍。キャラクターデザインは『メイドインアビス』でキャラクターデザイン協力を務めた諏訪真弘。アニメーション制作は『メイドインアビス』『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』を手がけたキネマシトラスが担当する。

ごく平凡なオタク大学生・岩谷尚文は、
図書館で出会った1冊の本に導かれ異世界へと召喚されてしまう。
与えられた使命は、剣、槍、弓、盾をまとう四聖勇者の一人「盾の勇者」として、
世界に混沌をもたらす災い「波」を振り払うこと。

大冒険に胸を膨らませ、仲間とともに旅立った尚文。
ところが、出発から数日目にして裏切りに遭い、金も立場もすべて失ってしまう。

他人を信じられなくなった尚文は奴隷の少女・ラフタリアを使役し、
波に、世界に、立ち向かおうとするが
果たして、この絶望的状況を打破することはできるのか?

すべてを失った男の成り上がりファンタジー、開幕。

TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』公式サイトより

『盾の勇者の成り上がり』のあらすじ・ストーリー/感想・考察

第1話『盾の勇者』

初回放送1時間スペシャル。オタク大学生の岩谷尚文はある日、ライトノベルを漁りに図書館へ訪れいた。偶然『四聖武器書』という本を見つけ手に取り読むのだが盾の勇者の物語のページは白紙だった。そして岩谷尚文はその時異世界に召喚されてしまう。王からの要請により他の召喚者と共に勇者として異世界を襲う災厄『波』と戦うために冒険の旅に出る。―――しかしそんな物語は彼の前には存在せず、仲間から裏切られ罪を着せられた岩谷尚文は信頼と金、名誉、勇者としての尊厳さえも失ってしまった。岩谷尚文のすべてを失ってからの成り上がりの物語がはじまろうとしていた。

盾の勇者の成り上がり 第1話 あらすじと感想「勇者から転落するダークヒーロー」第1話「盾の勇者」あらすじ 図書館で『四聖武器書』という本を読んでいたところ、突如として異世界へ召喚された大学生・岩谷尚文。伝説の勇者...

第2話『奴隷の少女』

岩谷尚文は奴隷商の男からラフタリアを買い奴隷として所有することにした。尚文はラフタリアに装備を買い与え、食事をとらせてから共に冒険へと連れ出し自らの盾と同じようにラフタリアを育てはじめた。またスキルによって調合の能力で薬を作りラフタリアの患っている病の治療も行う。ラフタリアがある程度成長した頃合いを見て尚文は資金の調達のためリユート村へと行き、鉱山で鉱物の採取を行う。そこに巣くっていた魔物の襲撃に合うが、尚文は身を挺してラフタリアを守り、彼の態度を見てラフタリアは狼型の魔物へのトラウマを乗り越え魔物を倒すのだった。

盾の勇者の成り上がり 第2話 あらすじと感想「ラフタリアの育成が見ていて面白い」第2話「奴隷の少女」あらすじ 奴隷商に案内され、自らの剣となるパートナーを探す尚文。だが、手持ちの少ない尚文が買えるのは、病を患った亜...

第3話『災厄の波』

炭鉱での戦いから1週間後、岩谷尚文とラフタリアのLvは着々と上がり、ラフタリアは外見も急成長を果たした。成長したラフタリアへ街の者達の態度は急変したが、岩谷尚文はラフタリアのことをまだ子供だと認識している。戦闘中に油断し怪我を負った岩谷尚文は『波』の刻限も近いこともあり、自分とラフタリアの装備を新しくするため城下町を訪れる。エルハルトから龍刻の砂時計の話を聞き、岩谷尚文は教会に赴くと他の勇者達と再会してしまう。岩谷尚文は直ぐにその場を立ち去り、ラフタリアにも事件の事を「誰も信じてくれない」と話そうとはしなかった。そして最初の『波』に襲われ、他の勇者達は『波』源となっている魔物のボスの元へ急行するが、岩谷尚文は近くで被害にあっているリユート村を魔物達から身を挺して守るのだった。

盾の勇者の成り上がり 第3話 あらすじと感想「ラフタリアが急成長!物語も急展開!」第3話「災厄の波」あらすじ 様々なスキルと技能を習得し、ラフタリアとの連携も抜群によくなった尚文。迫りくる波に対抗して武器と防具を新調...

第4話『暁の子守唄』

波を無事退け、ほどなくしてマルロメルク王城にて祝宴が開かれた。報酬の件で嫌々出席していた岩谷尚文だったが、マインからラフタリアを尚文が奴隷として使役していると知った北村元康は尚文に決闘を挑む。尚文は決闘を受けず、王城を去ろうとするが王によって強引に決闘が開催されてしまう。己の盾を巧みに操り尚文は元康を追いつめるもマインの魔法によって横槍が入り、元康の必殺の一撃をもらい尚文は決闘に敗れ負けてしまう。ラフタリアさえも失ってしまった尚文は世界を呪い絶望するが、ラフタリアは呪いという契約の縛りがなくなっても尚文の剣であると誓い共に居ることを告げ、閉ざされた尚文の心を解かすのだった。

盾の勇者の成り上がり 第4話 あらすじと感想「岩谷尚文の怒りと怨嗟が発露する!それを癒すラフタリアに感動」第4話「暁の子守唄」あらすじ 波が去ったのも束の間、メルロマルク城での祝宴のさなか尚文は元康から決闘を挑まれてしまう。奴隷を使役するの...

第5話『フィーロ』

決闘もひと段落がつき、波を退けた報酬としてマルロメルク王から四聖勇者たちに支援金が支給された。奴隷から解放されたラフタリアだったが尚文との繋がりの証として再び奴隷商から奴隷紋を施される。その時、尚文は偶然奴隷商が売っていたフィロリアルの卵を買う。リユート村を守った盾の勇者への反応は少しずつ変わっていった。薬屋からは親戚の礼を言われ、魔法屋では孫の礼だと好意を受け取り尚文は異世界に来て初めて「ありがとう」と口にする。リユート村に宿をとった尚文とラフタリアは卵が孵化し雛を育てることに奔走する。わずか2日で人が乗れるほど大きくなったフィーロだったが、リユート村で王から領地になったという元康とマインと出会ってしまう。村人たちに重税を課そうとした2人の行いに異を唱えた尚文はマインからドラゴンレースの勝負を挑まれ、渋々参加。魔法による妨害を受けながらも勝利し再び村を守ったのだった。お礼を払おうとする村の領主に尚文は「金はいらない」と告げ荷馬車と行商手形を譲りうける。フィーロによって尚文たちの旅は始まったかに見えたが翌日目を覚ますとフィーロの姿が変貌していたのだった。

盾の勇者の成り上がり 第5話 あらすじと感想「卵ガチャで幼女が!?ラフタリアはゲロイン要素も獲得!」第5話「フィーロ」あらすじ オルトクレイからなけなしの報酬を渡された尚文は、ラフタリアの要望で再び奴隷紋を入れ直した。数日後、奴隷商か...

第6話『新しい仲間』

フィーロは『フィロリアル・クイーン』という変身能力を持つ特別な個体だった。岩谷尚文はフィーロに特別な魔物紋を施し、フィーロが変身しても破けない特別な服を求めてエルハルトの元に向かう。しかし武器屋ではその服は売っておらず洋裁屋を紹介される。洋裁屋を訪れた岩谷尚文は魔法の糸がなければ特別な服を作れないことを知る。その後岩谷尚文は魔法屋にこのことを相談するが現在魔法の石が壊れており魔法の糸は紡げないのだった。魔法屋ができるだけ早く調達できるように手配するという言葉を聞いて岩谷尚文はその間に行商で金策を練ることにした。行商中で様々なことを学び、アクセサリー商人を荷車に乗せたところ盗賊に襲われてしまう。しかし盗賊を返り討ちにし、岩谷尚文は盗賊から金品を巻き上げるのだった。その姿勢みたアクセサリー商人に岩谷尚文は商売のノウハウと人脈を得る。その人脈で得た情報によって魔法の石の在処がわかり、魔法屋と共にかつて錬金術師が根城としていた神殿に訪れ、そこに住み着いたモンスターを退治する。こうしてやっとフィーロの特別な服が完成するのだった。

盾の勇者の成り上がり 第6話 あらすじと感想「わらしべ長者?異世界での冒険のはじまりを巻き気味でお届け」第6話「新しい仲間」あらすじ 謎の少女の正体はフィーロだった。フィーロは変身能力を持つフィロリアル・クイーンであり、人間の姿にもなれる...

第7話『神鳥の聖人』

行商の日々に明け暮れていた岩谷尚文は南西方面の村で除草剤が大量に必要だという情報を得てその村へと向かう。村へつくと巨大な植物が急成長しており、村人に話から『槍の勇者』北村元康が村の飢饉を救ってくれた際に禁じられた錬金術師の種子を使ったことを聞く。厄介事に巻き込まれることを嫌い除草剤だけを売り、病人を治療したらすぐに村を離れようとした岩谷尚文だったが、村人に懇願され仕方なく魔物と化した植物の討伐へと向かう。盾の力を用いて魔物を退けた岩谷尚文は新しく習得したスキル『★植物改造』の技能をもって魔物化せず繁殖力の強い作物を作り出し村人たちに売るのだった。代金の代わりに取れた果実を受け取った岩谷尚文はアクセサリー商人の元へと向かい取引をする。その後アクセサリー商人から荷物を運んで欲しいと言われ温泉街へと向かうのだった。温泉街で束の間の休息を得た岩谷尚文たちだったが、ラフタリアはガコッコという鳥が集めるラチウムという鉱石を求め、フィーロはガコッコの卵を目当てに2人だけで山やと入るのだった。岩谷尚文のためにという共通の目的を持つ2人だったが、いつの間にか競争へと発展してしまう。途中で崖で足を滑らせたフィーロかばったラフタリアはフィーロと共に崖下へ落下してしまう。落下した先にはシルバーレイザーバックがおり、2人の競争は逃走劇に発展する。ガコッコの巣を発見した2人だったが追ってきていたシルバーレイザーバックによって巣は破壊されてしまう。仕返しにシルバーレイザーバックを仕留め街へ戻る2人だったが、街の住人から声を掛けられシルバーレイザーバックを譲って欲しいと言われる。街の住人にシルバーレイザーバックを売りお金を手にした2人は普段のお礼として岩谷尚文に金属細工の道具を送るのだった。

盾の勇者の成り上がり 第7話 あらすじと感想「温泉回!早くも前回の伏線を回収する」第7話「神鳥の聖人」あらすじ 除草剤を必要としている村があると聞き、行商に向かう尚文たち。村は魔物化した植物に飲み込まれ、住民は避難を...

第8話『呪いの盾』

疫病に苦しむ東方の村の噂を聞き、薬を売るために岩谷尚文はその村へと向かう。村へつき病魔に侵され苦しむ人々の治療をした後に村の治療士から病魔の根源の話を聞く。疫病の元は錬がかつて倒した龍の死骸から発生したものだった。話を聞いてから荷馬車で龍の死骸の処理へ向かった尚文だったが、龍の死骸は尚も活動しはじめドラゴンゾンビとして一行に襲い掛かる。尚文の制止を無視して突貫したフィーロがドラゴンゾンビに食べられてしまう光景をみて尚文は再び喪失感に襲われてしまう。そのとき以前解放してしまったカースシリーズが発動し尚文の怒りを具現化するように呪いの盾が発動する。自らの意思を失い暴走状態の尚文は呪いの盾の力でドラゴンゾンビと対峙するが、意識のないことに気が付いたラフタリアは尚文を正気に引き戻すために必死に呼びかける。ラフタリアによって正気に戻った尚文だったが呪いの盾が帯びる炎でラフタリアは焼け、尚文の盾の守りがなくなったため呪いを受けてしまった。幸いにも食べられたと思っていたフィーロはドラゴンゾンビの内部を掘り進み核を取り出すことに成功しドラゴンゾンビを討伐することに成功する。疫病の元をたち歓喜する東方の村だったが、扱いきれない力を意識した尚文は大切なものを守るため強くなると改めて誓うのだった。

盾の勇者の成り上がり 第8話 あらすじと感想「チカラガホシイカ?」第8話「呪いの盾」あらすじ 疫病に苦しむ東方の村の話を聞き、薬を届けに行く尚文たち。疫病の原因は、1ヶ月前に退治されたドラゴンの死骸が...

第9話『メルティ』

東方の村で残りの依頼を片付けていた尚文はフィロリアルと戯れる貴族の少女と思しきメルティと出会う。フィロリアルが大好きなメルティとフィーロはすぐに意気投合し、尚文はしばしフィーロに自由を与え彼女たちを遊ばせてやることにした。宿に帰り次の方針を考えていた尚文の元にフィーロがメルティを連れて訪れる。メルティはフィロリアルと遊ぶのに夢中で護衛を逸れてしまい、王都まで自分も同行させて欲しいと尚文に言うのだった。尚文はこれを許可しラフタリアの治療のため王都に向かう旅に1人の同行者が加わった。王都につき自分がいくと問題が起きると判断した尚文はメルティのことをフィーロに任せ自分は聖水を手に入れるため教会へと向かう。嫌がらせはあったもののそれを制した教皇から聖水を買い無事に目的が達成された尚文だったが、そんなことも束の間に王城の兵士に何故か追われてしまう。追われているから逃げるという行動をとった尚文だったが、逃走の最中で元康に出くわし一方的な決闘を挑まれてしまう。マインによって再び強制されるかに思えた決闘だったがメルティが現れ決闘を執り行うという決定を覆す。メルティの正体はメルロマルクの王女だった。その後メルティに話があると言われ、一度は彼女と話を聞くことにした尚文だったが彼女の口からメルティが王族だとわかると尚文がメルティを信用できないことを告げ、一方的にその話を終わらせるのだった。

盾の勇者の成り上がり 第9話 あらすじと感想「俺、天使萌えなんだ!」第9話「メルティ」あらすじ 東方の村で、尚文はメルティと名乗る少女に出会う。フィーロとすぐに打ち解けた彼女は、一緒に王都に行きたいとい...

第10話『混迷の中で』

次の波の脅威が目前にまで迫っていた。尚文はメルティとの話を一方的に切り上げ、フィーロにも関わらないようにと注意する。彼にとってそれほどまでに王族とは警戒するものだった。しかしそこへリユート村出身の兵士たちが盾の勇者の仲間になりたいと志願する。その想いも尚文は素直に信じる事はせず彼らに銀貨150枚を集めて信用を買うように言うのだった。来客が収まった後そのまま尚文たちは装備をエルハルトの店で整える。鎧のオーダーメイドを頼む際に尚文はラフタリアとフィーロのレベルの横についた★マークについてエルハルトに尋ねるとそれは成長限界の証であることがわかり、クラスアップのため教会へ行く事となった。しかし教会では王によって盾の勇者一行のクラスアップを禁じるという命令が出され再び妨害されてしまう。正規の方法が封じられた尚文は奴隷商の元を訪れクラスアップの斡旋を頼むが奴隷商もそれは扱っていなかった。しかし奴隷商から他国でクラスアップを行えばいいという情報を得る。クラスアップの手段は得たが波までに往復する距離ではなく、今回は装備によって戦力を補うことにする。波に備えて物資を調達しようと街を回っていた尚文は北の国からの難民たちと出会う。波まで残りわずかとなり王都で食事をとっていた尚文たちは見せに錬と樹がいることに気が付く。依頼の報酬を横取りしたと難癖をつけられた尚文だったが2人に解決したと思っている事の真相を指摘する。錬は尚文の言葉を受け入れる姿勢を見せたが樹は反抗的だった。その後兵士たちが指定された銀貨を持って尚文の元を再度訪れる。尚文は兵士たちを同行者設定に加え、その銀貨で装備を新調するように言う。迫る波の中、黒衣を着た謎の人物は奥義を片手に不適に笑うのだった。

盾の勇者の成り上がり 第10話 感想と考察「迫る波への準備。クラスアップは今回は保留」第10話「混迷の中で」あらすじ メルティを拒絶した尚文は、粛々と次の「波」に備える。協力したいという少年兵を条件付きで受け入れ、加えて...

第11話『災厄、再び』

尚文は再びこの地を襲う『波』と相対する。前回の反省を踏まえ尚文は薬や武器などの物資を大量に用意し転送と同時に送られるように設定し万全の備えをもって『波』に挑む。転送後は尚文たちは速やかに近隣の村へ移動し住民たちの安全の確保に努める。村人たちの避難誘導が終わり防衛戦が始まってから兵たちから尚文は「勇者様、向かってください」と村の防衛に兵を残し、波の前線へと送りだされる。浮遊する巨大な船へと辿り着くと四聖勇者それぞれの姿はあるが、連携を全くせずにただ『ソウルイーター』を出現させることだけに専念している。そんな3人に「いい加減ゲーム感覚を捨てろ」と行動を改善させようとするが聞く耳はもたなかった。魔物の異変に気づきラフタリアに光の魔法を使うように指示した尚文は次に魔物の影を攻撃するようにラフタリアに命じ『ソウルイーター』を出現させることに成功する。『ソウルイーター』が現れてから尚文たち以外の勇者は雷系の技だけを使って攻撃するが通用しなかった。『ソウルイーター』から反撃を受けダメージを蓄積させていく3人の勇者とそのパーティは次第に動きが鈍くなる。しかし尚文は独自の判断で村を救うため憤怒の盾を使う。憤怒の盾に内包されたスキル『アイアンメイデン』を使い『ソウルイーター』を倒した尚文に他の3人の勇者たちから驚きの声が上がる。『ソウルイーター』を倒したことで『波』が終わるかと思いきや、そのへ和風の姿をした異邦人『グラス』が現れる。グラスは「勇者であるあなたとは敵対関係にあるという認識で結構です」と己が敵だと告げ真の波の戦いの始まりを告げる。

第12話『漆黒の異邦者』

自身を敵だと名乗るグラスのステータスを尚文はシステムウィンドウで確認しようとするがバグを起こしたようになっておりグラスの詳細はわからなかった。グラスに「そこにいる従者でも差し向ければいいでしょう」という言葉に激怒した他の3人の勇者はグラスに向けて一斉に必殺技を放つが、グラスに傷を与えることはできず、グラスの反撃に成すすべなく倒されてしまう。その後尚文はラフタリアとフィーロと連携をとり技を尽くして攻撃するがグラスにはどのような攻撃も通用しなかった。グラスに憤怒の盾を使用するように挑発され、尚文もまたそれしかないと判断し、憤怒の盾を使いグラスを攻撃する。グラスを憤怒の盾が放つ炎で焼いても効かず、ソウルイーターを倒したアイアンメイデンを使うがそれさえも破られてしまう。成すすべがなく、「何か打つ手がないか」と考える尚文はラフタリアに光の魔法を使うよう指示し、フィーロに乗って逃走し時間を稼ぐ。グラスの遠距離攻撃をエアストシールドで防ぎ、最後の一撃は直接盾で耐えきった尚文。そして『波』は時間切れを迎え空が元に戻るのだった。『波』を退けたことによって王の元へ報告にいかなければならなくなった尚文は嫌々王宮でオルトクレイと面会する。盾の勇者にあるまじき力を手にした尚文をその力の秘密を話すようオルトクレイは尚文に言うが、波を退けたにも関わらず横柄な態度を取り続けるオルトクレイに尚文もまた非協力的な態度を取る。袂を分かつことになったオルトクレイと尚文だったが暗躍と陰謀へ巻き込まれることになる。ラフタリアとフィーロのクラスアップのため尚文は目的地をシルドフリーデンに定め、エルハルトから武具や旅に必要なものを見繕ってもらう。メルロマルクを出発して程なくして、後を追いかけてきたメルティに呼び止められてしまう。王との和解を迫るメルティの主張を断固として飲む姿勢を見せない尚文にメルティは癇癪を起してしまう。そんな中不穏な空気を察した尚文は兵がメルティに剣を向け襲い掛かってきたことに気づきメルティを守ることに成功する。

第13話『盾の悪魔』

メルティを守ることに成功した尚文は彼女に襲い掛かった兵たちをなぎ倒す。尚文が兵たちを倒したことは水晶球によってメルティを攫い虐殺したように捏造され、メルロマルク全土の街や村に広められることとなった。それによって尚文は街や村に入ることができずメルティを保護したまま逃亡生活を送ることとなってしまう。メルティは自分を兵が襲ったのはマインが王位継承権を狙っての事だと考え、それを尚文に語るが尚文は依然として王に会おうとはしなかった。尚文はメルロマルクを出ることを決意し、メルティがもし同行するという意志があるのならば彼女を守ると約束する。尚文は馬車を一時的に放棄し、人里を避け山道を進み移動する。ある日の夜、メルティから「父上と何があったの?」と問われた尚文はこれまであったことをメルティに話す。人里離れた山の中を移動しているというのに、兵たちの包囲はそこにも及び、尚文たちはとうとう見つかってしまう。崖を背に包囲された尚文は他の3人の勇者も登場し尚文を問い詰める。メルティが誤解だと兵たちに言うがマインに盾の勇者は洗脳の盾を持っていると言われてしまう。聞いていた情報とメルティが話した事に祖語があり尚文を完全に信じられはしないがメルティを一度こちらに渡すように錬は言う。メルティに助けてと言われ、尚文はその場をフィーロに乗って逃走する。崖を渡ってから錬に「この事件の裏に何があるのかお前なら理解できるはずだ」と言い残し、三勇教の紋章を渡すのだった。窮地が去り一時休息していたところへ『影』が訪れ女王に拝謁するよう言うのだった。それに応える前に影は去ってしまい、女王がいる国は目的地のシルトベルトとは逆方向だった。メルティの身を守ると約束した尚文は彼女から名前で呼ぶように言われ、2人はお互いを名前で呼び合うようになる。しかしマインの追手はまだ去っていなかったのだった。

第14話『消せない記憶』

尚文がメルティを連れ隠れていた山にマインが火を放ちあぶり出そうと暴挙に走る。更にマインは私兵に近隣の諸侯貴族に王命を伝えるように指示をだす。逃げ場を失い山から下山してきた尚文たちは包囲が一層厳しくなり目的地としていたシルトベルト行きを断念し、以前接触してきた『影』の言葉に従い女王に会いに行くことを次の行動方針に定める。ちょうどそのとき山の麓の村まで降りてきていた尚文たちにメルティが信用のおける貴族が近くにいることを告げる。貴族と聞いて嫌がる尚文だったが、メルティを個人的に捜索していたその貴族ヴァン・ライヒノットに見つかってしまう。自分たちを簡単に見つけ、にこやかな笑顔を浮かべ一見優男に見えるヴァン・ライヒノットを尚文は警戒するが彼の屋敷に招かれしばらく匿ってもらうことになるのだった。一時の休息に旅の疲れを癒す一行だったが、近隣の貴族イドル・レイディアがヴァン・ライヒノットの屋敷に押しかけ『盾の悪魔』を匿ったという容疑を掛けられヴァン・ライヒノットはイドル・レイディアに拘束されてしまう。屋敷内でイドル・レイディアの私兵に追われることになった尚文はメイドの案内で厨房に身を隠すが兵たちは強引に捜索しようとし、絶体絶命の危機に陥ってしまう。その時別の場所に隠れていたメルティが姿を現し、第2王女として捜索を止めるように命じる。形式上それに従ったイドル・レイディアはメルティを屋敷へ保護し尚文たちの居場所を聞き出そうとするのだった。危機を逃れた尚文たちだったが、メルティを見捨てるという選択肢もあるが彼を信じてくれたメルティを裏切りたくはないとし、イドル・レイディアの屋敷に乗り込むことにした。イドル・レイディアの姿をみてからラフタリアは様子がおかしく、尚文は「ここに残ってもいい」と告げるがラフタリアは「過去と向き合いたいのです」と応え行動を共にするのだった。兵を脅しイドル・レイディアの部屋まで辿り着いた尚文はメルティを救い出し、イドル・レイディアを追いつめる。そしてラフタリアは1人でイドル・レイディアに剣を突き立てるのだった。

盾の勇者の成り上がり 第14話 感想と考察「胡散臭いの2段構え」第14話「消せない記憶」あらすじ 山火事を起こすというマインの暴挙により、麓の村まで逃げてきた尚文。しかし、騎士団の包囲網を突破するの...

第15話『ラフタリア』

ラフタリアは過去に決着をつけるためイドル・レイディアを見逃そうとした。しかし最後の抵抗を見せたイドルにラフタリアは突き飛ばされ、イドルは足を滑らせて窓から転落してしまう。領主のいなくなったイドルの屋敷は混乱に包まれ、無事にヴァン・ライヒノットと合流した尚文たちは脱出しようとするが、ラフタリアがその前に過去と決着をつけるため地下施設に向かう。地下には亜人をイドルが拷問する部屋があり、かつてラフタリアもそこにいたという。何人かの生存者を発見し、ラフタリアの幼馴染であるキールと再会を果たすが、一番の友人であったリファナは既に亡くなっていた。助けてくれたことに礼を言い、いつでもラフタリアの笑顔が励みだったとキールは告げるが、ラフタリアはリファナを助けられなかった事とイドルの命を奪ってしまった罪悪感から自分のこれまでの行いを否定する。しかし以前味のしない孤独な世界からラフタリアに救われた尚文は今度はラフタリアへ口にしなかった想いを告げる。その言葉でラフタリアは再び笑顔を取り戻すのだった。生存者を救出し外で出てイドルの屋敷から脱出しようとした尚文たちだったが、生きていたイドルがかつての勇者が封印した魔物を解き放ち「盾の悪魔に神の裁きを」と言い残し魔物の餌食となる。尚文は封印されていた魔物と相対することとなる。

盾の勇者の成り上がり 第15話 感想と考察「お子様ランチの旗が伏線だった!?」第15話「ラフタリア」あらすじ イドルを追い詰めるラフタリア。その瞳には復讐の炎が灯り、殺意を帯びた切っ先がイドルののど元に突きつけら...

第16話『フィロリアルの女王』

準備中

第17話『紡がれる約束』

準備中

第18話『連なる陰謀』

準備中

第19話『四聖勇者』

準備中

第20話『聖邪決戦』

準備中

第21話『尚文の凱旋』

準備中

第22話『勇者会議』

準備中

第23話『カルミラ島』

準備中

第24話『異世界の守護者』

準備中

第25話『盾の勇者の成り上がり』

準備中

『盾の勇者の成り上がり』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

盾の勇者:岩谷 尚文(いわたに なおふみ)

©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会
 

CV:石川 界人

本作の主人公。20歳のオタク大学生。『四聖武器書』を読んでいたところ、異世界に召喚される。絶大な防御力を誇るが、攻撃力はほとんどない。異世界で人間不信に陥ったことで、本来の穏やかさは消え、冷徹な人間に。マントの中にメルロマルク近郊に住む魔物『バルーン』を生きたまま自分に噛みつかせた状態で隠し持ち歩いている。盾の勇者の悪い噂で尚文の事を嫌がる街の住人との交渉に度々バルーンをちらつかせ脅しに使う。人を信じられなくなったため奴隷商からラフタリアを銀貨30枚で買い『奴隷A』として所有。盾と同じようにラフタリアを自分の剣として育てる。第3話で四聖勇者の中で唯一リユート村の防衛に当たり波の被害を最小限に留めた。第4話で元康との決闘を経てラフタリアを失ってしまったと錯覚し世界に怨嗟を吐き『カースシリーズ』を発現する。しかし契約から解放されたが尚文に付き従うと誓うラフタリアに異世界に来てから閉ざしていた心を解かされる。第5話で奴隷商から新たに卵くじとしてフィーロを買う。更にリユート村を守ったことにより人々から信頼を取り戻し始める。第6話でアクセサリー商人から商売のノウハウと人脈を教えられる。金細工を習った際に魔力に触れたことによって魔法が使えるようになる。

ラフタリア

第2話登場時のラフタリア
©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会
第3話で外見が急成長したラフタリア
©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

 

CV:瀬戸 麻沙美

尚文が最初に買ったラクーン種と呼ばれる亜人の奴隷。真っ直ぐな性格。尚文の剣として素直に付き従っている。尚文のことを「尚文様」と名前で呼ぶ。売られていたときは奴隷商の男から「精神障害と病を患っておりまして」と説明されている。最初の波で両親や村の皆が魔物に襲われてしまったことが精神障害の原因。尚文によって戦闘はLv.1の状態から育てられ、患っていた病も尚文の調合した薬によって治療される。またアニメ第2話でリユート村の鉱山内で住んでいた村を滅ぼした魔物とよく似た狼型の魔物と遭遇し、自信のトラウマを克服する。初登場時では幼い外見をしていたが、亜人はLvに伴い急成長するため第3話、炭鉱での戦いから1週間後には可憐な少女へ成長している。第4話の決闘によって強制的に奴隷紋を解呪されてしまうが、それでも尚文の剣で有り続けると告げ尚文の閉ざされていた心を解かす。第5話で自分の意志で望み再び奴隷商によって奴隷紋を施される。

フィーロ

生まれたばかりのフィーロ
©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

人の姿に変身したフィーロ
©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

 

CV:日高 里菜

フィロリアルと呼ばれる鳥形の魔物。高度な変身能力を持つフィロリアル・クイーンであり、背中に羽根を生やした少女の姿に変身できる。得意魔法は風。明るく元気で大飯食らい。第5話でラフタリアが奴隷商から再度奴隷紋を施してもらう際に尚文が銀貨100枚で買う。2日で人が乗れるほどの大きさまで成長しリユート村で行われたドラゴンレースにて尚文を乗せて勝負に勝利する。フィロリアルはドラゴンと相性が悪いとのこと。第6話ではフィーロが変身するたびに服が破けてしまうため岩谷尚文が特別な服を洋裁屋に仕立ててもらうために奔走することとなった。

四聖の勇者

剣の勇者:天木 錬(あまき れん)

©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

CV:松岡 禎丞

16歳の高校生。小柄だが端正な顔立ちをした美少年。理知的ながらもプライドが高く、他人を見下しがち。第4話で尚文が奴隷を使役していることに嫌悪する様子を見せるが、その後行われた決闘を公平な目線で判断しマインに不正を問いただす。第6話で商人の情報網を使って尚文が聞いた噂では「凶悪なモンスターを求めて南東方面を旅しているらしい。ドラゴンを倒したなんて噂もあった」と説明されている。

槍の勇者:北村 元康(きたむら もとやす)

©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

CV:高橋 信

21歳の大学生。女性の扱いに慣れており、パーティも女の子だらけ。周囲の女性のこととなると周りが見えなくなり、騙されやすい。第4話でマインから尚文が奴隷としてラフタリアを使役している事を知り、尚文に決闘を挑む。一度は尚文に追いつめられるも一瞬の隙をついて勝利する。第5話では王からリュート村の領主として任命されたものの、村民たちの反対の声や女王からの手紙によってなかったことになる。またその手紙を読んだマインによって尚文とドラゴンレースを行うことになり、マインの魔法援護を受けつつもフィーロにのった尚文に負けてしまう。第6話で商人の情報網を使って尚文が聞いた噂では「南西方面で飢饉に喘ぐ村を伝説の植物で救ったらしい」と説明されている。

弓の勇者:川澄 樹(かわすみ いつき)

©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

CV:山谷 祥生

17歳の高校生。物腰は柔らかくどこか儚げ。勇者の中でもっとも小柄だが、正義感は人一倍強い。正義を求めるあまり、周囲が見えなくなることも。天木錬と同様に第4話で尚文が奴隷を使役していることに嫌悪感を表すが、決闘で行われた不正を問いただす。第6話で商人の情報網を使って尚文が聞いた噂では樹だけの情報は曖昧なものが多く「どれも確たるものではなかった」と説明されている。

メルロマルク

ミレリア=Q=メルロマルク

©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

 

CV:井上 喜久子

メルロマルクの女王。現在、外交のため国を離れている。『影』を刺客として放ちメルロマルクの様子を探っている。

オルトクレイ=メルロマルク32世

©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

 

CV:仲野 裕

メルロマルクを治める王。四聖の勇者召喚を行うが、『盾の勇者』をぞんざいに扱う。

マイン・スフィア/マルティ=S=メルロマルク

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CV:ブリドカットセーラ恵美

尚文の最初の唯一の仲間。王城から共に旅だったが、数日後に尚文を騙し全財産と装備を奪い更に罪を着せた張本人。第4話でマルロメルク王の娘であり、王女の階級にあることがわかる。尚文をたった1人へと陥れ虐げることを楽しみとする。

メルティ=メルロマルク

村からの依頼の途中で出会ったメルティ
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CV:内田真礼

メルロマルクの第2王女。アニメ第9話にて初登場。母のミレリアと共に他国に居たが、メルロマルク王が行う盾の勇者に行う不当な差別を正すようにミレリアに言われメルロマルクに帰還。フィロリアルが好き。

城下町

エルハルト

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CV:安元 洋貴

マルロマルク城下町で武器屋を営む。悪評を信じず全てを失った尚文の目を見て力を貸してくれた数少ない存在。尚文のことを「あんちゃん」と呼ぶ。

奴隷商

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CV: 緒方 賢一

マルロマルク城下町で奴隷商を営む男。尚文の噂を聞き声を掛けてきた。尚文の事を「あなたはいずれお得意様になるお方」と言い、提供できる最低ラインとしてラフタリアを銀貨30枚で売った。第5話で奴隷から解放されたラフタリアに再度奴隷紋を施し更にフィーロを魔物の卵くじとして銀貨100枚で売る。

薬屋

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CV:川原 元幸

メルロマルク城下で薬屋を営んでいる男。盾の勇者の悪い噂を鵜呑みにせず、尚文のことを「勇者様」と呼び、尚文の持ってくる品をきちんと鑑定し買い取る。また尚文の持ってくる薬を見て「品質は悪くありませんねぇ。勇者様は薬学に精通しているので?」と問いかけ、使っていない道具を譲る。第5話で「リユート村の親戚に頼まれてな。盾の勇者様の力になってくれと」と言って高品質な薬のレシピを譲り渡す。

魔法屋

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CV:川﨑 芽衣子

メルロマルク城下で魔法屋を営む女。第5話で尚文には回復と援護の魔法適正が、ラフタリアには光と闇の魔法の適性があると言い、「孫がお世話になったサービス」として魔法書を2人に渡す。

洋裁屋


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CV:松井恵理子

メルロマルク城下街で洋裁屋を営む女性。第6話で初登場。フィーロのために特別な服を作ってくれという尚文のことを「お父さん」と呼ぶ。可愛い子に最高に可愛い服を仕立てることが生き甲斐としている。

その他の人々

アクセサリー商人


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アニメ第6話で登場。尚文の荷馬車に移動を依頼。その際に盗賊に襲われるが尚文が返り討ちにし、盗賊から金品を巻き上げている姿をみて「最近すっかり失われた商魂たくましい商人の鏡ですよ勇者様は」と尚文の事を気に入り、商売のノウハウと人脈を紹介する。

ヴァン・ライヒノット

山の麓の村の近くで隠れていた尚文たちを発見し自身の屋敷に正体するヴァン・ライヒノット
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CV:八代拓

アニメ第14話で登場。メルロマルクの貴族の1人。セーアエット領の元領主と同じく亜人を差別なく扱う穏健派。メルティの身を案じ領内を見回りしていたところ隠れていた尚文たちを発見し屋敷で一時的に匿うことにする。しかし近隣の貴族であるイドル・レイディアによって『盾の悪魔』を匿ったとして容疑を掛けられ拘束されイドル・レイディアの屋敷に連行されてしまう。

イドル・レイディア

 

『盾の悪魔』を捕らえるためメルティにまで剣を向けるイドル・レイディア
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CV:西村太佑

アニメ第14話で登場。ヴァン・ライヒノットの隣街の貴族。亜人排斥派で亜人奴隷を拷問することが趣味。この件でラフタリアが奴隷時代の過去と因縁がある。メルティをヴァン・ライヒノットの屋敷から保護という名目で連れ去るが、その後『盾の悪魔』の居場所を吐かせるためにその狂気が垣間見える。屋敷に尚文たちが突入し、尚文が目の前にやってきた時にはメルティに剣を突き立て脅しに使う。しかし尚文たちにメルティを救出され、逆に追い詰められてしまう。その後ラフタリアに喉元に剣を突き立てられる。

『盾の勇者の成り上がり』の用語

ステータス

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視界の端に移るアイコンをタッチすると自分のステータスが確認できるというシステム。内容は細かく設定されており漢字の名前の上にローマ字で読み方がふられているほど。性別と年齢の他には以下のような項目がある。

  • 現在のレベルと累積経験値
  • 最大HP・MP・SPの表示
  • 攻撃力・魔力・物理防御力・魔法防御力・俊敏の値をまとめたステータスの項目
  • 火・水・氷・風・土・雷・光・闇をまとめた属性
  • 装備品

またステータス画面からアイテムやスキル、魔法等の画面にも切り替えが可能。

レベルアップ

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モンスターを倒すと経験値が蓄積し一定量に達するとレベルアップする。レベルアップの際にステータス値が上昇する。

召集の際の追加情報

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第4話で波を退けてから尚文が知ったシステム。HELPには「砂時計の召集時、事前に人員と物資を登録しておくことで転送することができます。」と記載されている。

スキルツリー

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倒した魔物や採取した物を武器に取り込み成長させることで新しくスキルを獲得できる。獲得可能なスキルを取得することでスキルの『解放ボーナス』が獲得でき、武器を変化させなくても永続的な強化ボーナスが与えられる。

同行設定

 

ゲームでいうとパーティーを組むようなもの。同行設定を行うと設定されている者同士に経験値が分配される。マインは尚文にこのシステムを告げず、同行設定をせずに行動を共にしていた。そのためこの設定を尚文が知ったのはラフタリアが初めてモンスターを倒したときに自分にも経験値が入ったことで疑問を声に出したところ、エルハルトが教えてくれた。

スキルツリーによって特殊な性能に特化した盾を取得できる。

リーフシールド

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アニメ第1話で習得。アエローの葉を取り込んだことで取得した盾。『★採取技能1』の効果によって採取した薬草などの品質が向上する。

マッシュシールド

アニメ第2話で習得。この盾を解放したことでスキル『★植物鑑定1』を同時に獲得する。

グリーンマッシュシールド

アニメ第2話で習得。スキル『★見習い調合』を獲得。

ブルーマッシュシールド

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アニメ第2話で習得。スキル『★簡易調合レシピ』を獲得。

ロープシールド

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アニメ第2話で習得。獲得条件は

  • Lv.5以上
  • 砥石の盾の解放
  • ツルハシ×1

ロープが巻き付いた形状をしており、専用効果とスキルが付属する。専用効果のHELPには「SPを消費することで発動できます。技名の発声や特定の動作により、クイックアクションも可能です。」と説明されている。

エアストシールド
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ロープシールドに内包されたスキル。周囲の空間の任意の場所に盾を1枚出現させる。

シールドプリズン

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ロープシールドに内包されたスキル。アニメ第3話で初使用。盾の檻を出現させるスキル。対象を拘束したり、檻の中に入れて守ったりと尚文は場面によって使い分けている。

アニマルニードルシールド

アニメ第3話で習得。ラマアラの針×3本を盾に吸わせることで解放された盾。

双頭黒犬の盾

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アニメ第4話で使用。専用効果【ドックバイト】。盾を攻撃してきたものへ盾に据えられた2頭の犬が噛みつきカウンター攻撃を行う。

カースシリーズ

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アニメ第4話で絶望した尚文が自信の盾を拒絶し「ここは地獄だ。だったらこんな世界…滅んじまえ」と世界に怨嗟の言葉を放ったことで解放された。

奴隷使いの盾

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第5話でラフタリアが奴隷商から再び奴隷紋を施され尚文の奴隷と契約したことで取得。スキルとして★奴隷成長補正[小]を持つ。

魔物使いの盾III

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第5話で2日間で人が乗れるほどの大きさに成長したフィーロを見て驚くラフタリアに尚文が「成長補正が効いたんだろう」と応えた際に表示された。スキルに★成長補正[中]を持つ。

プチメディンシールド


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スキルに★薬効果上昇を持つ。第6話で行商を行う途中で会った男の家で薬を寝込む母親に飲ませる際に使用する。その後も行商中に同じようなことをしていたため尚文のことが『神鳥の聖人』と噂になる。

ボイスゲンガーシールド【蝙蝠型】


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第6話で魔法の石を探すためかつて錬金術師が根城としていた神殿内の蝙蝠型のモンスターを倒し盾に吸わせた際に習得。スキルに★音声耐性[小]と盾が特殊な行動に変形する『メガホン』が備わっている。習得した際には尚文は「使い道はなさそうだな」と言っていたがその後神殿内に巣くっていたモンスター『鵺』の聴覚を封じるために使用した。

ブックシールド


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第7話で岩谷尚文が行動する際に形状を変化させている盾。一見魔術書のように見え、盾をつけていると盾の勇者であることがばれてしまい厄介事が起きてしまうための偽装。

バイオプラントシールド


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第7話の南西方面の村で大量発生した植物モンスターの『バイオプラントの魔種』と取り込むことで取得した。スキルに『★植物改造』を持ち植物の品種改良ができる。

マンドラコラシールド


©2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会

 

アニメ第7話、バイオプラントシールドを使い込むことによって習得。スキルに『★植物解析』をもちシステムを使って細かいパラメーターをみながら植物改造ができるようになった。

『盾の勇者の成り上がり』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):MADKID『RISE』

OP(オープニング)2:MADKID『FAITH』

ED(エンディング):藤川千愛『君の名前』

ED(エンディング)2:藤川千愛『あたしが隣にいるうちに』

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